ドアの向こう

日々のメモ書き 

京都 桂離宮

2014-09-01 | 道すがら

 雨にけむる桂川

 ようやく桂離宮参観です。 朝からよく降っていますが、 緑が洗われ情趣も深まりました。 桂離宮は後陽成天皇の弟、八条宮初代智仁(としひと)親王により、宮家別荘として1615(元和(ゲンナ)元年)創建。 父君のあとをうけて二代智忠(としただ)親王は研ぎ澄まされた美的感覚をもって在来の建物や庭園に調和させた中書院、新御殿、月波楼、松琴亭、賞花亭、笑意軒等を増築された。(パンフレットより)

 これが有名な桂垣
  敷地内のハチクを、植えたまま外側に曲げて枝葉を編んでいる。
 緑がすがすがしく青々としてまさに「竹の春」。 蒸し暑さも何のその… 期待に胸は高鳴る

 随所にみられる洗練されたデザイン、美意識、 遊び心。 自然の美しさに立ち尽くす。 襖の引手や壁の意匠、 手水鉢や灯籠の 延段や飛び石の、こめられた熱意にため息が出る。 窓の格子さえ木や竹を編みこんで、どれもデザインが違うから 

 見上げれば アオサギ
 足もとには あざやかな茸… 

 

 

御幸門から入ります。

 

 

 午後は 宇治へ向かいます。

 

 

 

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