「枯れ野に咲いたちいさな花のように、なんてさびしいこの夕暮れ
届かない思いを胸に抱いて」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/9f/bb84b12f6909fae1108da79869a8088e.jpg)
待っている、探している、待っている、恋しく切ない言の葉をハナウタに唇に乗せ
枯れ草をそっと踏んでゆく。
すると、恋しくもなかったのに、恋しい気持ちがよみがえってくる。
なぜだろう、悲しくもないのに、すこししんみりする。
立ち止まって、空を見る。
忘れていたのに、会いたくなった。
ハナウタ、そばで聴いたかベイビーがまとわりついてくる。
笑っている君。君がいると、悲しいことも忘れられたんだった。
会いたくても、もう会えないんだってことが悲しいことだと知らなかった。
いえ知っていたけれど、こんなにも深く、胸苦しいものとは。
そのときにならないと、なんにもわかっちゃいないんだ。
思い出すたびに、あなたは生き返る。
触れることができないのに、あなたが現れる。
ハナウタをもっと大きな声にして、わたしはあなたの世界の方へと呼びかける。
さびしさが消えるように、笛の音が届くように。
わたしはあなたの一部であれたでしょうか。
(冬枯れの寂しい日、悔いを恐れて)
届かない思いを胸に抱いて」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/9f/bb84b12f6909fae1108da79869a8088e.jpg)
待っている、探している、待っている、恋しく切ない言の葉をハナウタに唇に乗せ
枯れ草をそっと踏んでゆく。
すると、恋しくもなかったのに、恋しい気持ちがよみがえってくる。
なぜだろう、悲しくもないのに、すこししんみりする。
立ち止まって、空を見る。
忘れていたのに、会いたくなった。
ハナウタ、そばで聴いたかベイビーがまとわりついてくる。
笑っている君。君がいると、悲しいことも忘れられたんだった。
会いたくても、もう会えないんだってことが悲しいことだと知らなかった。
いえ知っていたけれど、こんなにも深く、胸苦しいものとは。
そのときにならないと、なんにもわかっちゃいないんだ。
思い出すたびに、あなたは生き返る。
触れることができないのに、あなたが現れる。
ハナウタをもっと大きな声にして、わたしはあなたの世界の方へと呼びかける。
さびしさが消えるように、笛の音が届くように。
わたしはあなたの一部であれたでしょうか。
(冬枯れの寂しい日、悔いを恐れて)