★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

白鳥の噴水

2022-06-23 18:34:33 | 思いつくまま
天竜川の源である諏訪湖の水門近くに噴水が設置されています。
噴出する時間が決められているので、時間が合わないと見られない時も在ります。
先日、オオヨシキリの出現を待って湖岸近くで待機して居りましたら
今迄見た事の無い、大掛かりな噴水を目前で見る事が出来ました。



以前、岡谷市にお住いのblog友さんから、
岡谷市の横河川河口には毎年コハクチョウが飛来するので
湖畔公園には白鳥をモチーフにしている噴水が設置されていると
教えて頂いてはいましたが・・・
目前でしっかり見るのは今回が初めてでした。



噴水の最高位は55m!
とてもスケールの大きな立派な噴水で、ビックリ!
夜間はライトアップもされ、これから真夏に向けて、
涼感が味わえる憩の場所になりそうです。


      
 


この日はオオヨシキリの観察以外に、
以前blogしている沢山の花を付けていたベニバナトチノキが、
花後、どんな実をつけているのかも確かめたくて移動したのですが・・・・


            

沢山咲いて居た花の割には殆ど実が出来ておらず・・・
足元には丸いケシの蕾の様な蒴果(?)が多数落ちていました。




数個拾って帰り、切断してみましたら小さな種が入って居ました。


ベニバナトチノキと同じ種で黄色い花を咲かせているトチノキは
沢山出来る実の灰汁を抜いて、古くから、栃餅に加工されています。




ヨット競技と高速艇

2022-06-12 10:40:44 | 思いつくまま


この処、あまりはっきりしない空模様です。
梅雨独特の少し肌寒い様な気温の中、
諏訪湖沖ではヨットレースが行われています。


望遠で距離を近づけて見ると、帆には競技者の目印が付いています。
湖面の手前に見える緑の帯状の線は菱が繁茂して出来たもの。
ヨットレースが行われている岡谷側(諏訪湖の西側)は
水流の加減か菱が、あまり繁茂して居ないので
夏を感じさせる爽やかな光景が見られます。
反対に、東側の下諏訪側は、もうかなり菱の繁茂が見られます。


沖で、ヒシトリ刈が始まっているのかと思いきや・・・
高速艇が立ち往生して居る様です。



救助船が猛スピードで駆けつけている様子が見られます。





点検の結果、岸に誘導して来る様子が見られました。


どうも、菱がスクリューに絡まり、高速艇は動かなくなった様です。
桟橋に着くとスクリューから菱を取り除いている様子が見られました。
高速艇が進む湖道は、菱が取り除かれているのですが・・・
誤って菱の繁茂している水域に入ってしまった様です。



再び沖に誘導されて・・・、
今度は見た目にも超スピードで湖上を突進しています!
気分は爽快でしょうネ。


先日、知床半島で起きた観光船事件が記憶に新しいので、
高速艇を利用された方は、少しヒヤヒヤされたのではないでしょうか?
小さな諏訪湖では、大きな危険が起きるとは考え難いですが・・・



もしかしたら、ヨット競技を観戦されるのかも知れません・・・


白いハト

2022-06-01 18:57:49 | 思いつくまま


公園の芝生に、ニワゼキショウ(アヤメ科)が群れて咲いて居ます。
1㎝足らずの小さな花なので遠目は花の存在が判りませんが
近付くと、とても上品で、存在感があります。





ニワゼキショウの小さな花を写して居ると、眼前に白い土鳩が飛来しました。
鳩は平和の使者!
白い鳩を目にした瞬間、ウクライナとロシアの戦闘が念頭に浮かびました。



どちらの国の兵士にもそれぞれ大切な家族が居り、
愛する家族が住まう祖国を守る為に戦っている事は判りますが、
ニュースで沢山の建造物を破壊し合っている光景は目を覆いたくなります。
過去には日本も同じ体験があります。
戦争は何一つとして有益な事は無い事だけは、国民の皆がはっきりと判って居ます。


白い鳩さん!どうかその事を両国の指導者に伝える役割を果して!
あなたのDNAをたどれば、優秀なレーシングホーマーでもあるのだら・・・





トンビの水浴び

2022-05-17 07:56:47 | 思いつくまま


諏訪湖周辺では、トンビは最も身近な猛禽類です。
あまり羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、
上昇気流に乗って悠然と輪を描きながら上空を舞っている様子を良く見かけます。
また「ピーヒョロロッロッロ…」という鳴き声でも、良く知られています。
トンビは恐ろしい形相の割には大人しく、良く、カラスに追撃され、
餌を横取りされているのも目撃します。





珍しい事に、トンビが公園の池の中に降り立ちました。
カエルでも見付けたのかと思いきや・・・いきなり水浴びを始めました。
身体が大きいので水しぶきも凄くダイナミックです。


























烏の行水ほど短い時間ではありませんでしたが
あっという間の水浴びでした。



母の日のプレゼント

2022-05-07 19:35:00 | 思いつくまま
大型連休の最後の日は母の日に当たりますネ。
私が植物が好きなので子供達のお嫁さんが、鉢植えで
過去に色々な花を贈ってくれました。
胡蝶蘭の種類は勿体ない事に上手に育てられませんでしたが
土に放して育っている植物が数種あります。
もう、植える場所がないので、花のプレゼントは辞退している昨今です。

             

 
  

モンタナ・エリザべス(キンポウゲ科)
小さな鉢植えでしたが、今では花も大きくなりアーチになって居ます。







シャクナゲ(ツツジ科)
シャクナゲも鉢植えで花丈30㎝位の小振りで愛らしい花でしたが、
現在は背の高さ位まで育って
今年は蕾が30輪近く付いて、立派な木に育っています。


辞退しても、カーネーションの花は届きました。


私は、紅茶派ですので、絵手紙付きの風雅な紅茶のプレゼントは嬉しかったです。



 


梅一輪

2022-04-02 08:51:24 | 思いつくまま


昨日の朝、カーテンを開けると少しだけ雪が積もって居ました。
今朝の気温は-3度
一昨日から気温が下がって文字通り花冷えです。
『梅一輪・一輪ほどの暖かさ』
信州の春は行きつ戻りつです。
それでも、例年、定点観測して居る線路沿いの梅の蕾が咲き始めています。
気温が上がれば、まもなく満開になる事でしょう。

                        2021.4.05 写
アーモンドの花は枝からいきなり花が咲き、ピンクが濃い目です。



桜の蕾は小豆粒程度ですが、順次開花して行く事でしょう。
足踏み状態ではありますが、
私の身近にも、春が駆け足でやって来ている実感を受けます。


土筆は未だ顔を出したばかりです。




ニオイタチツボスミレ?(背丈が短く小型)
(アメリカサイシンスミレとkazuyoo60様に教えて頂きました。)


太陽が当たると開花します。

ムスカリ

ヒアシンス





成人のお祝いの記念撮影

2022-03-21 20:16:53 | 思いつくまま
長男宅の一番下の孫が来年(2023年)成人式を迎える筈でした。
今年の4月からは成人年齢が18歳になりますので
家族全員が集まれるお彼岸の連休に記念撮影をして、お祝いをしました。


和服を着てお化粧すると見違えるほど大人に見えます。


幼く愛らしかった頃の沢山の思い出が次ぎ次々と浮かび
写真を写しながら胸が熱くなりました。


                  2006.5月5日のblogより
記念撮影の後は、愛ちゃんの希望で、フルコース。
コロナ対策がしっかりしてある広々したレストランで、
ノンアルコールのシャンペンで乾杯し、美味しいお料理を頂きました。







本職のカメラマンの写す写真には、私も一緒に加わりましたが
それ以外の時間は、終始婆バカなカメラマンをしていました。




サンシュユの花芽と春の味覚

2022-03-18 07:46:51 | 思いつくまま


数日間、日中は初夏の様な日が続きました。
暖かさに誘われてサンシュユの蕾が少し色を見せて来ました。
蕾が膨らみ始めた頃、アトリが飛来して居たサンシュユの大木です
今日は気温が少し下がっています。
行きつ戻りつ、信州には春がやって来ます。







公園の片隅で咲いているアセビ(ツツジ科・アセビ属)。

                                2021.3.31写           
ヒマラヤユキノシタの花ユキノシタ科・ヒマラヤユキノシタ属) 


今日、スーパーの野菜売り場で山葵の花茎が売られて居ました。
県内の安曇野はワサビの産地なので、店頭に山葵が出回る時期が早いです。
山葵の花茎は苦みが強く、そのままでは食べ難いですが
下ごしらえすると美味しいお浸しに仕上がります。
以前にも苦みの抜き方をご紹介しています。



  ※ワサビの花の苦みを抜く方法(2~3束基準)
      
                                                          2015.3.05作成
   


キンカンでシロップ煮を作ってみました。



カミ雪

2022-02-11 13:11:06 | 思いつくまま



諏訪湖の全面結氷の可能性が消え、気温が緩んだ朝、外は一面の雪景色です。
長野県は南北に長く、新潟に近い北信地帯は豪雪に見舞われる事も多いのですが
私の住んでいる南信地帯は寒冷ですが降雪が少ない エリアです。
高島城公園は昨日降ったカミユキに、ふんわりと覆われて居ます。







                      カルガモたち

地元の人々は、北信地帯に降る雪を「シモユキ」
中南信地帯に降る雪を「カミユキ」と呼んでいます。
カミユキは水分を多く含み、比較的融けやすく
立春過ぎて降る雪なので春到来の兆しを感じます。


おっと!! 期待したのですが・・・




木の枝に飛来したのはヒョドリでした。












星の瞳とモズ

2022-02-03 08:39:26 | 思いつくまま
明日は立春ですネ。
私の地方は文字通り、春は名のみで、早朝の気温は零下7℃~4℃
諏訪湖は全面結氷こそしてはいませんが、湖岸は氷に閉ざされています。


そんな環境の中、地面からいきなり咲いている
オオイヌフグリ(オオバコ科クワガタ属)を見つけました!
太陽の陽をイッパイ浴びて、とても愛らしい姿です。


私はこの愛らしい花を図鑑で覚えた通りの名
オオイヌフグリとで呼んでおりましたが
ショカ様は一貫してこの花を『ホシノヒトミ』と呼称しておられます。



ほんのわずかな暖かさに反応して健気に咲いている様子や
美しい花弁の色・姿は『ホシノヒトミ』の名がピッタリ!!
和名は『星の瞳』『瑠璃唐草 』『天人唐草』
今迄こんな美しい和名が付いている事を知りませんでした。
これからはこの花を『星の瞳』と呼びましょう。                                                    
                

                   
                   

お天気が良く、風が凪ぎていると、湖岸の葦原には良くモズが飛来します。





スズメ位の大きさですが、嘴はタカの様にかぎ型をして居ます。
昆虫等を捕獲して、枯れ枝や有刺鉄線に刺して置く習性があり、
その様子を『モズのはやにえ』と呼ぶそうですが
私は未だそんな様子を目にした事はありません。


ドイツでは、モズの『はやにえ』の様子から
『絞め殺す天使』と呼んだりするとか・・・
そう思いながらカメラを向けて居ると
とても可愛い表情で見られてしまいました。


過眼線が黒く、風切羽色が濃いのでオスでしょうか。


カメラ目線もしてくれました。



物思いにふけっている様な・・・




葦原でもっと遊んでいたかったのですが・・・
瞬く間に飛び去りました。
楽しい時間は短い・残念!!