信州では野沢菜漬けが冬の風物詩になっています。
サラダが普及し、野沢菜が1年中収穫されるようになって
何時でも野沢菜漬けがスーパー等で簡単に入手できるので
昨今では、自宅で野沢菜漬けを漬けるお宅は激減していると思います。
大寒から立春にかけて極寒の頃、緑だった野沢菜漬けが
べっこう色に変わる頃が特に美味しいです。
野沢菜漬けは、主に茎の部分が食べられていますが、
葉の部分は細かく刻んでチャーハンに入れたり、ギョーザの具料に加えたり
捨てるところなく美味しく頂けます。
かなり以前ですが、野沢菜漬けで作った「目はりずし」を紹介しています。
野沢菜漬けを炒めた具材が入っている「おやき」は
信州のソールフードです。
長野県内では、「おやき」は何処ででも販売されているのですが、
私は時には、おやき専用粉を使って手作りもします。
葉を炒めた具材を多めに使って、「おやき」ならぬ「野沢菜まん」になりますが
慣れるととても美味しいですヨ。
(自我自賛?)
具材が市販の「おやき」の倍ぐらい入って居る「野沢菜まん」に使う
おやき専用粉は、薄力粉と強力粉が微妙に配合されており、
ふっくら、もちもちの美味しい「おやき」が出来上がります。
野沢菜は初冬にJAで束になって売られています。
JAによって一束の目方が違う様ですが、私が購入したJAは
一束5㎏で、今回は3束漬けました。