★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

木の花

2022-09-02 09:16:15 | 季節の花


この処、小雨模様で、あまりはっきりしない天気が続いています。
湖畔公園にはムクゲ(アオイ科フヨウ属)の垣根やシモツケ(バラ科シモツケ属)
アベリ(スイカズラ科ツクバネウツギ属)の垣根が在ります。
ムクゲは1日花ですが、蕾が次々咲いてかなり長い時期、花が楽しめますネ。
公園を一回りして、木の花を写してみました。

ムクゲの垣根















シモツケ(バラ科シモツケ属)



百日紅(ミソハギ科)

百日紅


花は花芯部分が枯れると落下して、木の根元に沢山落ちています。
まるで地面から、いきなりフリル形のピンクの花が咲いて居る様に見えます。

アベリア(スイカズラ科ツクバネウツギ属)

ウメモドキ(モチノキ科)に沢山実がなって居ます。

   
         
          ウメモドキの花・2021.6.20写





アサガオのグリンカーテン

2022-08-17 19:10:53 | 季節の花
アサガオの花には様々な色や形があり、育てるのも比較的簡単なので
身近な植物として親しまれています。
先日、絞りアサガオのグリーンカーテンを目にしました。
お願いして写真を写させて頂きました。
アサガオは種を取るのも簡単ですが
種まきしても、翌年、必ずしも同じ色合いの花が咲かないそうです。











アサガオは日本で古くから親しまれている植物ですが、
日本原産ではなく、奈良時代に中国から渡来し、
薬草として用いられたのが始まりだそうです。
アサガオの黒い種は冷え性、便秘などの不調を改善できるそうです。

                     
 

数年前から、我が家の小さな庭に背丈ほどの立派な葉が茂り、
根元に摩訶不思議な茗荷の花が咲きます。
一度に沢山の収穫はありませんが、ソーメンやおつゆの薬味に利用しています。
ここ数日、雨の日が続き、丸々太った茗荷が収穫出来ましたので
茗荷を2つ割りして甘酢に1時間程漬けて、茗荷寿司にして味わいました。











茗荷寿司は 京都に出掛けた際、懐石料理の1皿に、箸移として添えられていて、
とても美味しかったので、
それ以来、庭の茗荷が収穫出来ると、一度は作っているお寿司です。




絶滅危惧種と特定外来植物

2022-08-06 09:16:39 | 季節の花
    

雨上がり、高島城公園内にある回遊式庭園の池之端で、
昨年初見した絶滅危惧種のオオアカバナらしきが咲いて居ます。
庭園の水路に近付いて見ると想像通りオオアカバナです。





オオアカバナは池に根が伸びて居る様に見えます。
昨年見かけたオオアカバナも用水路に根付いて居る様に見えました。
湿地を好む植物なのでしょう。

    


一方、向こう側の岩場では、オオハンゴンソウ(キク科)が咲いて居ます。
オオハンゴンソウは繁殖力が強く、特定外来植物に指定されており
霧ヶ峰高原や諏訪湖畔でも大繁殖して駆除されている植物です。



           
                        2008.9写


 
        
                   
公園で子育てしていたダイサギやアオサギ・ゴイサギは
1か月程前に巣立っている様子をblogして居ますが
遅れて孵化したアオサギとゴイギの幼鳥(ホシゴイ)が見られました。
ホシゴイは明るい処が嫌いで、葉陰に居る事が多いのですが・・・
偶然、オオアカバナの咲く、眼前に飛来してくれましたヨ。







高い木の天辺では、ゴイサギの見張り番が周囲を警戒しています。
木影からは幼鳥の鳴き声が盛んに聞こえていますので
これからもホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)に出会えそうです。

ハグロトンボ




公園の中で、いち早く色付いているナナカマド。
秋の足音が近づいて来ています。








瑠璃色の糸トンボと道端の花

2022-07-08 08:12:26 | 季節の花


この時期、湖岸の舗道を歩けば、いたるところから
湧いてくる様に糸トンボが飛び出してきます。
羽が透明で頭や尾の先端部分が瑠璃色で、とても綺麗なトンボです。
固有名があるはずだと・・・糸トンボ図鑑を調べてみました。
正確には判りません。


湖で沢山のヤゴが育って羽化したのだと思います。
私は昆虫の事は何も判りませんが、
糸トンボの成長記録をYouTubeに取り上げている方がおられます。
参考までに・・・

糸トンボが飛び交う植え込みの傍らには、
小さなゼニバアオイ(アオイ科)が咲いて居ます。
ゼニバアオイは花丈1cm位の小さな花なので、見つけ辛いのですが
植物は一度見付けると移動しないで待っていてくれるので
今年も出会う事が出来ます。




草むらに咲いて居たアケボノフウロウ(フウロソウ科)
山野で見かけるアケボノフウロウより花弁や花が大きいので
花壇から逃げ出してきた園芸品種(ゲラニウム・サンギネウム)かも知れません。


アサマフウロウ(フウロソウ科)シロバナとの中間色。

ユウガオ
ヒルガオ・(ヒルガオ科)
さざんか様に教えて頂きました。

       



ノアサガオ(ヒルガオ科)

ねんねんネムノ木

2022-07-06 08:03:11 | 季節の花

                      2021.7.18写
此処3日間も雨の日が続きました。
湖岸のネムの大木一面に花が咲いているのですが
防水カメラを持って居ない私には撮影不可能です。
木に近付いて見ると、雨の雫に濡れている花がとても綺麗です。
傘をさして片手で写しました。(ピンボケはお許しを・・・)





ネムノ木の子守歌は秋篠の宮・文仁親王殿下のご誕生に合わせて
美智子上皇后様の高校時代に詠まれた詩をもとに
作曲されている事は、つとに有名です。







開花寸前の花。

当時、上皇后様が公務で長期お留守をされる時には、
御自身で弾き語りされたテープを用意されて
幼い文仁親王殿下(秋篠宮)がお眠の時には流されていたと
伝えられていました。

 


ねんねの ねむの木 眠りの木
そっとゆすった その枝に
遠い昔の 夜(よ)の調べ
ねんねの ねむの木 子守歌
薄紅(うすくれない)の 花の咲く
ねむの木蔭(こかげ)で ふと聞いた
小さなささやき ねむの声
ねんね ねんねと 歌ってた
故里(ふるさと)の夜(よ)の ねむの木は
今日も歌って いるでしょか
あの日の夜(よる)の ささやきを
ねむの木 ねんねの木 子守歌

                        2021.7.18写


河川敷の散歩

2022-06-07 07:44:28 | 季節の花
諏訪湖に流入する河川敷では梅雨時、沢山の花が咲いて居るのが見られます。
黄菖蒲の群れて咲く傍では、カルガモの家族が休んでいました。
幼鳥はもう成鳥に近くなって居ます。
もう少し早く逢いたかった!





オオヨシキリも子育てして居る様で、川岸に近付くとけたたましく鳴いています。






イタチ萩が川面に張り出す様に咲いています。

    

1.5m以上もありそうなビロードモウズイカ(ゴマノハグサ科)
どこでも目にする植物デス。


ビロードモウズイカは、以前ハーブとしても活用されていた事も在ります。
ハーブ(薬草)として使われる時は、マーレインと呼ばれ、
葉を乾燥して煎じると、呼吸器系の諸症状の改善に効果があり
葉タバコとして利用していた時期もあったそうです。
(別名・アイヌタバコ、ニワタバコといわれる由縁。)
現在は、利用される事無く、道端の何処でも見られ、厄介者扱いされています。


ヒルザキツキミソウ(アカバナ科マツヨイグサ属) 




ニシキウツギ(スイカズラ科タニウツギ)
花の咲き初めは淡黄白色で、咲き進むと紅色に変わる。



マツバギク(ハマミズナ科マツバギク属)
太陽の陽を浴びて花が光り輝いて見えます。



諏訪湖に近い川岸に、珍しい事にバンが居ます。
諏訪湖のオオバンは留鳥が多く、見る機会多いので珍しくありませんが
バンは久しぶりに目にします。
嘴から額にかけて赤い色が目印です。






    
 
オオバンは額から嘴が白いです。





庭の芍薬の花

2022-05-28 10:22:22 | 季節の花
ボタンに遅れる事2週間。
庭の芍薬が満開を迎えて居ます。
芍薬は宿根草で特に手入れも要らず・・・
例年美しい花を咲かせてくれる優れものです。
芍薬には、一重の芍薬と八重咲の芍薬が在り
一重の芍薬は花弁が8~10枚平均で、通称日本芍薬と呼ばれています。
香りは殆ど感じられませんが、根は生薬として活用されます。
我が家の芍薬の苗木はどれも30年以上の時を経ています。
花が大輪なので全部開花すると茎が花の重みで倒れるので
手まめに花柄摘みだけはしています。




ボタンは先にご紹介した通り木から芽を吹きます
芍薬は宿根草ですから、春には根から発芽してきます。
蕾の時は真ん丸で、開花し始めると中高でチューリップの様に見えます。


太陽が昇るにしたがって開花を始め、夕方には軽く花弁を閉じます。








一重の芍薬は全開しているより中開きの状態が気品を感じます。


八重咲の芍薬はピオー二という香りのハーブにも利用され
一重の芍薬より香り立ちます。
特に黄色い花芯が見え始めると上品な香りがします。







こちらの芍薬は真ん丸に咲くタイプです。




先日ご紹介したシャクナゲは1本の木に32個の薬玉を付けました。
今年思い切り咲かせましたので来年は裏作で咲かないかも知れません。
最後の2輪を記念にアップしてみました。


インテグリアホーリア系のアロマチカが咲きだしています。
今年はクレマチス白雪姫やHFヤングは手の平よりも大きく大輪です。
特に肥料は施して居ませんが、その年の気候に左右されるのかも知れません。

白雪姫

HFヤング




御衣黄桜

2022-05-09 14:31:46 | 季節の花


連休前後に御衣黄桜が開花する小さな神社があります。
今年は気温が低い日が続き、全般的に桜の開花が遅れたので
御衣黄桜はこれから満開を迎えるだろうと予想して出かけたのですが・・・
何と見事に予想が外れました。




残念なことにスッカリ葉ザクラになっていました。
本来でしたら、若草色の花が溢れんばかりに咲いているはずでした。

   
                  2013.5.08.写


4月下旬に様子を見に来た時にはまだ固い蕾でしたのに・・・。





御衣黄桜の満開の様子(2013.5.08))


昨日、ほんの少し枝先に見られた名残の御衣黄桜の花
中心部分が薄紅色に変化しています。


御衣黄桜の散り際は薄いピンクが増し、
木の根元には散った花でピンクの花ムシロが見られました。



御衣黄桜・・・以前、色変わりの様子をアニメにしています。
        (画像は2秒毎に変わります。)



リンゴの花とマルメロの花

2022-05-02 07:52:33 | 季節の花


街の近郊に、今では貴重なリンゴ園があります。
桜の花が終わりかけた頃、リンゴの花が開花し始めます。
リンゴの花は平らに咲きます。
蕾はピンクが濃く、とても愛らしいです。




1枝に幾つもの花が咲きますが、これだけ全部が実になると
良いリンゴが出来ませんので花は一枝一花だけ選ばれて、後は摘花されます。

メイボールの花

リンゴ園の周囲には、蜂寄せのメイボールが植えられていますが
今年は開花の時期に雨ばかり降って居り、
気が付けば殆どの花弁が落ちてしまっており、撮影の時期を逸してしまいました。

                             200804.19写

果樹園にメイボールが植えられているか、いないかで
受粉効果が大いに違うそうです。
メイボール自体にもピンポン位の大きさのリンゴが実りますが
花は摘花されること無く、すべて実りますので実は鈴なりして居ます。
メイボールの実は渋くて加工しなければ食用にはならないそうです。



                             2011.8.19写

この時期は、同時期にマルメロの花も咲きます。
遠目は両方とも白色に見え、紛らわしいですが、樹形や花の形が違います。
マルメロの花はカップ咲きで、花弁の中心から白とピンクに咲き分けています。
花を覗き込む度、デリケートな自然の造形に感嘆しています。



マルメロの花


★マルメロの実・    紛らわしい事に、地元ではカリンと呼んでいます。




湖岸の鬱金桜

2022-04-25 09:51:47 | 季節の花




 

湖岸の桜並木が葉ザクラに変わる頃、強剪定されている
メタセコイヤの並木が美しい発芽を見せています。
緑のトンネルになるのにはもう少し時間がかかります。             

            







湖岸にはウコンの桜も植えられています。
ウコンの桜はオオシマザクラを母に、日本原産の栽培品種・サトザクラとの
交雑種だそうです。
花にピンクが多く入らないと言う事は母似なのでしょうネ。


蕾はピンクです。
花弁の所々にさすピンクが美しい八重桜です。




カリン(バラ科カリン属)


ダイサギが遠く、桜の花が咲き終わった対岸を見て居ます。
葉ザクラも赤いガクが残っているので、遠目はピンクに見えます。


アオサギは葦の若芽が伸び出しいる湖岸に良く飛来しているのを見かけます。
もしかしたらコロニーから飛来している幼鳥かも知れません。


スッカリ夏羽に色変わりした冠カイツブリが突然眼前に現れました!
身体全体が茶色で、冬に見かけた冠カイツブリとは別人(?)の様でした。
冠毛の逆立ちがユーモラスに見えます。
留鳥ではありませんので、冠毛を逆立てたまま渡去するのでしょうか。(笑)




湖岸近くの量は小エビ漁でしょう。
声をかければ聞こえそうな程近くでの漁です。


舗道には、ボランティアの方が植えた水仙が満開です。