諏訪湖の間欠泉近くに、鬱金(ウコン) の桜が咲いて居ると
blog友さんから教えて頂きました。
鬱金(ウコン)の桜はオオシマサクラ系・サトザクラの園芸種で、
黄緑色の珍しい八重桜です。
開花期は遅く、桜がすっかり散り終わった頃に開花します。
淡黄緑の花色がウコンの根茎で染めた鬱金色に似ているので
淡黄緑の花色がウコンの根茎で染めた鬱金色に似ているので
「鬱金の桜」と命名されたそうです。
遊歩道を先に進むと教えて頂いた場所には2本の『鬱金 の桜』が満開でした。
鬱金の桜とピンクの八重咲き・関山(オオシマザクラ系の園芸種)
八重桜・関山
満開の鬱金の桜
咲いたばかりの鬱金(ウコン) の桜の花芯部分は黄色ですが
咲き進むと花芯や花弁の部分もピンクに変わって来ます。
その後の鬱金の桜の様子を追加して居ます。
追加(1)
追加(2)
(追加3)
追加(4)
すっかり咲終わった桜の木の根元に、胴吹の桜が見られました。
鬱金の桜の根元には土筆が沢山顔を出しています。
一方、小さな神社の御衣黄桜(ギョイコウサクラ)は
細い樹ですが樹齢は20年以上経っているそうです。
花色が、宮中の女官の衣装に似た色なので、
御衣黄桜と命名されたそうです。
御衣黄桜は咲き始め、緑色の筋が多くあるため、萌黄色に見えますが
咲き進むと中心部分が赤く変色し、花脈も赤く染まるので
両者ともよく似た八重咲きの萌黄色の桜に見えます。
開花したばかりの御衣黄桜は緑色がかなり強いので
ウコンの桜とはっきり区別が出来る。
御衣黄桜は咲き進むと中心部分がピンクに変色して来ます。
花脈にも赤い線が見られる。
御衣黄桜の超満開の様子。
御衣黄桜は散り際には白色に変わります。
両者とも共通点が多くて紛らわしい桜ですが
九州大図鑑を参考にご覧ください。