本来は避暑地の諏訪湖周辺ですが
この処、連日猛暑が続いています。
日中は水辺や日陰が居心地が良い場所のはずですが、
湖岸には大量の菱が繁茂して居り、必ずしも快適な場所ではありません。
今日は久しぶりに菱刈船が出動しています。
菱が繁茂している諏訪湖
湖岸の菱の繁殖は目に余るものが在ります。
諏訪湖の沖で菱刈船が行き来しています。
何時もと違って刈り取った菱を載せる小舟を従えて居ません。
菱の繁茂する水面を掃除して、湖面を広げる作業を行って居る様です。
菱刈船の通った菱が繁茂する湖面は
見る見るうちに広い水面に変わって行きます。
菱の群生している上ではダイサギやアオサギの姿が見られます。
湖面に菱が大量繁茂すると外観は良くないですが、
水中の窒素やリンを吸収して
水質浄化には大いに役立っています。
一方では菱が繁茂しすぎて、湖内への光を遮ってしまう為
他の植物(水草)等の生育を妨げている場合もあります。
数年前から繁茂した菱を採取して
肥料などに再活用する取り組みも行われています。
今日の作業は、まるで落ち葉を箒で掃いて
片方に寄せている様な作業に見えます。
菱刈船が通った後は、菱で覆われていた水面が現れて
湖面には夏雲が写り込んで居ます。
湖岸で見られる花 細葉ウンラン (花の拡大)2015.7.15写す
細葉ウンランの手前のピンクの花はアカツメクサ(マメ科)
咲いたばかりのアカツメクサはドキッとする位美しい。