
今年は、寒天ブームで棒寒天が飛ぶように売れ
殆どの寒天製造元に、棒寒天の在庫が無くなったそうです。
「寒天の里」とあらためてPRしている茅野市は
八ヶ岳颪が吹きすさぶ地籍です。
今年は冷え込みが早く来て
「天出し」作業が始まったと地方紙に掲載されました。

「天出し」とは気温の下がる夕方から
寒天を並べた改良台を、田んぼに広げて干する作業の事です。
写真は、天草とオゴノリを7:3で煮詰めて
もろ蓋に流し込んで固めた生寒天を
夜の間に凍らせるため干している様子です。
生寒天が凍ったら、朝には改良台を南向きに広げて乾燥させ
2週間程で棒寒天が出来上がるそうです。
この所の厳しい冷え込みはトテモ寒天の製造には好適だそうです。

降雪があって以来八ヶ岳は厚い雲に覆われてなかなか全景が見られません
天出し作業が続く場所から夕陽が八ヶ岳の様子を少しだけ見せてくれました
一時期は、暖冬で寒天ができないと報道された年もありましたね。
こちらも八ヶ岳は雲の中、その姿は見えません。
そちらは夕日に輝くんですね、当たり前ながら、こちらは朝日に染まる八ヶ岳です。
こちらはこれから空いている田んぼ一面に寒天畑が広がります
寒天ブームで極寒の作業も報われますネ
健康にプラスになる食品の勲章が過酷な作業に弾みがかかっている印象です
長年諏訪に住んでいながら「天出し」の作業現場を身近で見せて頂いたのは初めてなんでですヨ
いまは”かんてんぱぱ”で年中粉寒天が製造されて調理が簡単で重宝されていますが
やはり棒寒天の方が「ながしもの」のお料理やお菓子作りにはコシがあって出来上がりが抜群なんで人気が高いのですヨ
干す前の生寒天も販売されています
海草の香りが強すぎますがこれはこれで風物詩的味覚です
冬場ですがトコロテンで頂きます
手前の山々の奥に、輝く八ヶ岳。感動です。
こんなに美しい八ヶ岳を見られて、シアワセですね。これも、きっとほんの短い時間だったと思いますが、きっとranさんの心がけがよかったからでしょうね。(
ブームで値段も1割がた上がりました
昔はもっと沢山の方々が寒天産業にかかわっていたそうですが非生産的な手仕事が採算に合わず廃業が続出したと聞いています
このブームで産業が多少復活するでしょうか・・・
フランス料理にも寒天進出しています
テリーヌやコンソメを使った流し物がゼライスとは違った食感と歯ざわりでなるほどと思います
伊那のカンテンパパでは暖かい寒天のうどんメニューなどもあります
低カロリーも嬉しいです!
寒天・ゼリー・ババロア・プリン・ムースetc
食感のはっきりしないものに、全く興味がないので、
寒天ブームも分かりません。
メディアの影響は 想像以上です。
寒そうな 外。冬ですね。
御自愛下さい。