八ヶ岳植物園のヤマシャクヤクの大群生
数年前に八ヶ岳の野草園から購入してきたヤマシャクヤクが赤い種を飛散しています。
なかなか種子では増えにくい野草ですが、今年は3株が花を付けました。
花の蕾は真ん丸で,生まれたばかりの赤ちゃんのコブシ位です。
すっかり開花することは無く中開きで、全開した時は花びらが散り始めます。
可憐な花は「茶花」に使われたりしますが、自然環境の中で探すのは難しい花です。
種の出来始めは小さなバナナのような形をしていて、弾けると赤い種がぎっしりです。
種になる過程を3.5秒のアニメにしてみました。
来年は何株咲いてくれるか楽しみです。
花の時期のヤマシャクヤクを夢見ていますが
諸般の事情でその時期には
なかなか出かけられません((+_+))
でもことしもまたこの奇怪な赤い実が
ほどけた様子は見る事ができました
お宅でも花から実の様子が観察できるのですね。
それだけでも凄いことだと思います。
お花は箱根のポーラ美術館で
ちょっとした群生を見た事があります。
当然、翌年には枯れると思って居ましたら、シャクナゲの木陰が適していたのか・・・
枯れるどころか一株増えました。
余り環境が良いとは言えない我が家の庭ですが
花も一回り大きく育っています。
大輪の牡丹に先駆け咲いて愛らしいです!
しかし、種の弾ける時期、つぶさに観察していても黒い種は見られません・・
元々、八ヶ岳植物園があの地に設営されたのは、あの傾斜地に山芍薬が群生していた事が大きな原因だと聞きました。
自然で目にする野生のヤマシャクヤクに比すればかなり巨大に感じますが・・・
それだけに経営者が一番力を入れていらっしゃる植物であると、個人的には拝察しています。