今日は迎え盆です。
朝早くにお墓参りをして、ご先祖様にお出で頂く為に
仏壇にお供え物をして、迎え火を玄関で焚きます。
この迎え火を頼りに、迷う事なく、先祖の霊が降臨出来ると言われています。
私の地方では迎え火・送り火は白樺の皮(カンバ)を焚きます。
カンバは着火が早く、鎮火も早いので危険性が少く、
殆どの家庭で使われています。
他県から嫁して来た私は、美しい白樺の皮を剥いで燃やす習慣にビックリしましたが
お盆に大量に販売されているカンバは中国産だそうです。
それにしても・・・
自然破壊に繋がるので、いづれは違う素材が考案されるでしょうネ。
精霊馬は茄子とキュウリで作られてお迎えする時と、お送りする時は
当然ですが方向が逆になります。
蓼科の新緑の白樺林。
芽吹前の白樺の木々(2010.5写)
今年、初めて「葦」で編んだ盆ござを購入しました。
仏前に飾る精霊馬や迎え火や送り火に焚く「オガラ」がセットになっていましたヨ。
説明書きに「オガラ」の使用方法が書いてありましたが、
迎え火・送り火は先代に従ってカンバで致しましす。
アカシ・細く切った木(?)も迎え火に使われるのですか?
初めて耳にする言葉です。
各地で色々な迎え火・送り火の違いこそあれ、ご先祖様をお迎えし、
お送りする気持ちには変わり在りませんネ。
ちなみに送り火はご先祖様が墓所に間違いなくお戻り頂く様に墓前で焚きます。
お盆の行事が終わると急に涼しなって心細いですネ
。
仏壇の棚飾りの敷物はtake様の解説で「葦」と知りました。
諏訪市ではカトギが多く販売されています。
多分、お供えを包んでご先祖をお送りした名残かもしれませんネ。
お供えは可燃物で捨てる様に・・・との事です。(市報)
ちょっと抵抗が在りますが指示に従っています。
(他のゴミとは別に小さな可燃物用の袋にいれて・・・)
迎え盆からあっという間に明日は送り盆…
同じ信州でも土地柄があってそれぞれ違いますね。
カンバを焚くのは諏訪の地ならではでしょうか…
飯田出身の両親はアカシ(細く割った木)を焚いていました。
辰野町の夫の実家では麦わらでした。
精霊馬はいつも盆棚に飾ります。
その土地ならではのお盆の習わし…
奥が深くてコメントも興味深く読ませていただきました。
玄関では迎え火でお迎えしていましたが、孫達が精霊馬を作ってくれるようになってから
精霊馬を飾って居ます。
もしかしたら土地の習慣ではないかも知れません。
お墓に飾って在るお家も以前は見かけましたが・・・
現在は、お墓にお供えは一切してはいけなくなって・・・
今迄は孫達が作ってくれていた精霊馬を今年は私が作りました。
今年、仏壇には藁で作られた敷物とセットの精霊馬がスタンバって居ます。
今年、私は仏壇の棚飾りをカトギではなく藁の編んだものを購入しました。
多分他府県の慣わしだと思いますが・・・
迎え火と送り火様に乾いたきれいな30cm位のオガラが添えられていました。
近くでも土地によって習慣が違いますネ。
私も嫁いできたばかりの時にはカトギにお供えを包んで流した記憶が在りますヨ。
とても風情ある習慣だと思って居ましたが・・・
自然環境のために禁止になりました。
残念ですが、当然かな??と・・・
納得しました。
富士見でもこうして玄関先で迎え火を焚いてお迎えしましたが、
安曇野や大町では、提灯を持ってお墓まで出向いてお迎えしています。
でも、我が家は主人もわたしも諏訪圏内の生まれなので、
大町に引っ越してからも諏訪流(?)を貫いて、玄関先でのお迎えです(笑)
♪盆様 盆様 この灯りで来ておくれ〜
…と、歌いながらね・・・
16日の送り火の時は、
♪盆様 盆様 この灯りで行っとくれ〜
秋の彼岸に また来ておくれ〜
…と、一節付け加えられます(笑)
ご先祖様が乗って来られる時の馬と帰る時の牛は、盆棚には飾りますが、
こうしてお庭で送迎することは知りませんでした。
本当にあれこれ、所変われば…ですねぇ〜
台風騒ぎのため 来県予定だった義弟たちも足止めで
「リモート参拝」
静かな盆を迎えています。
>迎え火は何を使われるのですか?
に お答えしますね。
迎え火は「おがら(麻の茎)」を燃やします。
実家では稲わらだった記憶がありますが・・。
それぞれの地で違う「お盆さん(と、呼んでいます)」
いつもは 遅れ遅れのブログアップですが
今回は素早くアップしました~。
「昔は川に流した」ことを書き忘れていました。
お盆中に供えた 5人分×毎日3食×8回分も 送り火の時に流しました。現在は川の傍に埋めています)
今年は外出フリーなので墓参に帰郷された方も多いのではないかと思います。
諏訪湖の花火大会が3年連続して中止なので、こちらは通行量が正常です。
花火大会のあるお盆は何処の道路も数珠つなぎになって居ます。
盛大ではありませんが花火も少し多く上がるようですヨ。
お盆に入りましたし、
ご仏壇に迎え火で手を合わせて、
そして墓参りでもいたしましょう。
いいお盆休みでありますように・・。
信州では白樺の樹木が多いので始まったことなのか??
ルーツは知りませんが、美しい白樺の樹木を見ると、迎え火や送り火に、とてもふさわしい気がします。
仏壇飾りの敷物を購入した時にオガラがセットになっていましたヨ。
それでも、迎え火には習慣でカンバを使いました。
白樺の樹がふんだんに見られますから・・・
白樺の樹皮は見るからに美しく、ご先祖様を迎えるにふさわしい気がします。
カトギと言う仏壇に飾る敷物も、この地方独特です。
私が嫁して来ました頃はカトギにお供え物を包んで湖に流していましたが・・・
汚染につながるので現在は禁止になって居ます。
take様の処ではカンバは焚きませんか??
小さな天婦羅饅頭も長野県特有のお供えなのですネ!
孫達が小さい頃は天婦羅饅頭が大好きで、何パックも揚げていましたヨ。(笑)
take様の方では迎え火は何を使われるのですか?
私は諏訪に嫁して初めて知った習慣ですが、
マコモに飾ったお供えを包んで流したり、精霊流しもした記憶もありますヨ。
河川や湖の汚染につながるので注意が在って・・・
時代と共に風化して行く習慣もありますネ。
私も信州に嫁して初めてのお盆は丁寧でビックリいました!
コロナが蔓延して住職が各檀家の仏壇参りをされなくなりましたが
それまでは仏壇前で棚経を上げて下さるので旧式にならって盆飾りをして居ました。
ご先祖を迎える気持ちが在ればどんな形であれ充分だと思って居ます。
迎え火を「カンバ」を使うなんて初めて知りました。
私共の方は、特別な決りも無く小枝を使ったり、麦わらを使ったりしております。
茄子やキュウリを使うのは同じのようです。
色々勉強になりました。
信州式の迎え火を・・・
私も信州人になって半世紀以上が経ちました。
例年皆して玄関先で迎え火・送り火をするのが当たり前になって居ます。
カンバを燃やした時の黒煙に、お盆が総括されて居る様に感じます。
白樺の樹には申し訳ありませんが、神事には一番ふさわしい樹皮だと思われます。
そうですか・・・ネットでカンバを取り寄せられたのですか・・・
ご先祖様は迷わずさざんか家に降臨された事でしょう‼
檀家の住職が棚経を上げて下さるので仏前は勿論、提灯を飾ったり
軒下にあかり提灯を飾ったりいたしましたが、コロナから棚経が見合わせられて・・・
棚飾りも簡略化させて貰ています。
昔はお供えをマコモに包んで川や湖に流していましたが(精霊流し)
今は衛生管理上禁止になって居ます。
お盆も時代と共に様変わりして来ました。
コロナ以前まで檀家の住職が各檀家を廻られて棚経を上げて下さいました。
仏間には提灯を所狭しと並べていましたが・・・
棚経が中止になったので、私も簡略化させてもらいました。
(商店街はお盆の人出が済んでからお休みです。)
迎え火は親戚縁者で集まって焚く習慣は今でも残って居ますが・・・
今は家族単位になりました。
後世に伝えなければならない義務を感ずる年になりました。
孫達が大きくなりましたので、多分伝承してくれると信じています。
私も嫁いだころには家の前で迎え火送り火をしました
オガラというのだったと思います
最近ではしていません、おばあちゃんは怒っているかも・・
後程お参りしてお詫びしておきます
あぁ、「カンバ」は このように焚くのですね。
スーパーのチラシに何年か前から この「かんぱ(ひらがな表記でした)」が載っていて
迎え火に使うものとはお聞きしていたのですが このように地面に直接立てて焚くものなのですね~
地方によってそれぞれに違う盆迎え。
チラシ広告には「かんぱ」も「天ぷら饅頭」も
「長野県内店舗限定」と断り書きがあります。
と、ともに
「お盆の餅」は長野県での取り扱いはない、と。
新聞折込広告は「オギノ」
もしかしたらranさん家あたりにも配られているかしら?
子供の頃には、母や父の実家に帰省していたのでお盆には特別の気持ちを抱いています。
我が家は主人の実家にお仏壇があったので、こちらでは特に行事をしていませんでした。
昨年義母が亡くなりお仏壇が我が家に納まりました。
我が家では小さな灯籠を買って、迎え火に替えました。
正式ではありませんが、我が家なりのささやかなお迎えが出来たと思っています。
きちんと迎え火、送り火出来るのは素晴らしいですね。
信州の飾り、懐かしいです。
私も迎え火、送り火を焚いています。
お墓を松本からこちらに移したので、仏様が迷ってしまうと困るので。
以前松本へ行った時に買ったカンバが終わってしまったので、ネットで探したらちゃんと売っていて買えました。
信州ではバラバラになったような薄いカンバでしたが、通販のは厚い皮がぐるぐる巻いてあってびっくりしました。
こんなに剥がなくてもいいのに。
うちも今でもお盆は信州式です。
懐かしい記事を有難うございました。
ran1005 さん、こんばんは。
今日のブログでは 盆行事に
纏わる記事が多くみられます。
旧家では こうした行事が引き継がれ、
厳かに行われて居る様です。
ご先祖様をお迎えし、敬う。
こういう気持ちは大事ですね。
我が家では、自分が初代。
本家でも、行事が略されて
お坊さんの読経だけです。
寂しい時代になりました。
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13日ですね。
ふるさとにいたころは、とてもたいせつなことと感じていました。
この時期に帰郷していたのは、子供たちが小さかったころまで。
辺り一帯が厳かなオーラにつつまれたようす、
懐かしいです。
今では、
ただ、思い出したように、そらを見上げるだけです。