ウォーキングの道すがら 畑に一抱えもある大きな夕顔(ウリ科)の実がなっています
近くのスーパーなどでも販売されていますが
1本購入しても 少人数ではなかなか食べ尽くせないので買うのを躊躇してしまいます
実を薄く剥いて お寿司などに使う干瓢に加工されるそうですが(主には丸型の夕顔)
地元では 一般的には味噌汁の具や 夏は薄味の炊き合わせにして冷蔵庫で冷やして頂いたり
カニ肉やひき肉をあんかけにして調理しています
源氏物語に登場する薄幸の「夕顔」が登場する場面で
光源氏が乳母を見舞った際 垣根に夕顔の花が咲いているのを見つけて手折ろうとすると
垣根の内側から香を焚き染めた扇に和歌を乗せて渡してくれた女主人
それこそが夕顔と命名された女性です
「夕刻に垣根に白い夕顔が咲いていた」とあるのは
干瓢になるウリ科の夕顔ではなく「ヨルガオ(ヒルガオ科)」であると私は以前から想像しています
ぼってりした夕顔の花は源氏物語を彷彿とするにはあまりにもかけ離れた風体の花ですから・・・
同じ印象を持つかたのヨルガオのサイトを見つけましたヨ
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