心の風景

晴耕雨読を夢見る初老の雑記帳

ゲオルギューのソロ・コンサート

2005-11-06 10:15:05 | Weblog
 11月最初の日曜日は、雨です。愛犬ゴンタのお散歩もできず、とりあえずは内田光子とマーク・スタインバーグの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集」を聴きながら、PCと睨めっこでした。
 今月は、待ちに待ったアンジェラ・ゲオルギューのソロ・リサイタルがあります。休日だから安心をしていたのですが、先日、同じ日に職場のトップからお誘いを受けました。一瞬どうしようかと悩んだものの、この機会を逸しては彼女の絶頂期の歌声を聴き逃すことになると申し上げてお断りしました。サラリーマンの辛いところですが、さぞやご立腹かと思いきや、笑顔で受け入れていただきました。わたしには、それほどに力(ちから)が入っています。ぞんぶんにオペラ・アリアを楽しみたいと思っています。
 そんなこともあって、このところゲオルギューのCDやDVDを良く聴いています。愛犬ゴンタと夜のお散歩をするとき、仕事を家に持ち帰ったとき、ふっと時間が空いたときなどに、そのときどきの状況に応じて自然体で楽しんでいます。
 来日前のインタビューでゲオルギューは、オペラでの演奏とリサイタルとで何が違うのかとの質問に、舞台の上での役づくりと1曲のアリアに集中することの違いをあげ、観客とのコミュニケーションの大切さを述べていました。オペラでみる彼女の演技と歌曲の素晴らしさに魅了されてきた私にとって、ソロ・リサイタルを楽しみにしている点もそこにありますDVD「ドレスデン・ガラ・コンサート」がそうでした。いずれにしても、楽しみです。
 実は、今月はもうひとつ予定しています。来週の日曜日には、日本歌曲リサイタル「土肥みゆき かよいあう心」に出かけます。信時潔作曲の「沙羅」などを楽しむためです。こんな楽しみが、わたしに活力を与えてくれます。明日、明後日はトップとご一緒に東京出張です。

アンジェラ・ゲオルギューの来日直前インタビュー
http://www.samonpromotion.com/monthly/index.html
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