爽やかな秋の朝を迎えました。部屋に明るい日差しが差し込んできます。こんな朝は、シャルパンティエの「組曲”イタリアの印象”」、マネスの「組曲”絵のような風景”」が似合います。手許にあるLPの中からピエール・デヴォー指揮、パリ・オペラ・コミック管弦楽団を取り出しました。ジャケットにはナポリ湾の風景、とおくにベスビオ山が見えます。と、まぁ、心の中はイタリア気分です。
ところで、昨日は東京に出かけておりました。用事は午後でしたので、いつもより早く飛び出して東京駅には10時30分到着でした。26日から神保町界隈で「神田古本まつり」が開かれていたからです。でも、残念なことに当日は朝から雨。靖国通りの露店はビニールシートをかぶったままでした。それではと、雨の中いつもお邪魔する小宮山書店で時間潰し。雑誌「現代思想」のバックナンバーから「もうひとつの音楽史」「東洋思想入門」を手にしました。なかなか楽しそうな内容です。いつも思うのですが、同じ「現代思想」なのに、最近のそれは、なにか肩に力が入りすぎているような気がしてなりません。悪くいえば読者を拒んでいるような、そんな印象さえもっています。それに比べて草創期の現代思想は、素人に時代を読み解く鍵のようなものを与えてくれます。文字主体の雑誌ですが、読む気にさせてくれます。もう1冊は「知とは何か~三つの対話」(ファイヤアベント著、村上陽一郎訳)でした。少し難しいタイトルですが、大学のセミナー形式という舞台設定で対話式に進む話の流れに、これなら素人でも読めるだろうとい期待をもって手にしました。学術論文を読むわけではないのですから。
そんなわけで、きょうはこのあとたっぷりと読書の時間を確保しています。週に1日ぐらいは、別の脳みそを使わないと活性化しません。そうそう、来週の土日は、母校のホームカミングデーにかこつけて旧友たちと宿泊懇親会を行います。こんな催しを企画すると何となく皆が集まってくる年代になったようです。秋も深まり、なにか学生時代にタイムスリップしそうな今日この頃です。
ところで、昨日は東京に出かけておりました。用事は午後でしたので、いつもより早く飛び出して東京駅には10時30分到着でした。26日から神保町界隈で「神田古本まつり」が開かれていたからです。でも、残念なことに当日は朝から雨。靖国通りの露店はビニールシートをかぶったままでした。それではと、雨の中いつもお邪魔する小宮山書店で時間潰し。雑誌「現代思想」のバックナンバーから「もうひとつの音楽史」「東洋思想入門」を手にしました。なかなか楽しそうな内容です。いつも思うのですが、同じ「現代思想」なのに、最近のそれは、なにか肩に力が入りすぎているような気がしてなりません。悪くいえば読者を拒んでいるような、そんな印象さえもっています。それに比べて草創期の現代思想は、素人に時代を読み解く鍵のようなものを与えてくれます。文字主体の雑誌ですが、読む気にさせてくれます。もう1冊は「知とは何か~三つの対話」(ファイヤアベント著、村上陽一郎訳)でした。少し難しいタイトルですが、大学のセミナー形式という舞台設定で対話式に進む話の流れに、これなら素人でも読めるだろうとい期待をもって手にしました。学術論文を読むわけではないのですから。
そんなわけで、きょうはこのあとたっぷりと読書の時間を確保しています。週に1日ぐらいは、別の脳みそを使わないと活性化しません。そうそう、来週の土日は、母校のホームカミングデーにかこつけて旧友たちと宿泊懇親会を行います。こんな催しを企画すると何となく皆が集まってくる年代になったようです。秋も深まり、なにか学生時代にタイムスリップしそうな今日この頃です。