週も半ばを過ぎると、なんとなく疲れが出てきます。それでも静かな夜のひととき、週に一度のブログ更新を楽しんでおります。さあて、きょうは何をテーマにしようか......。
そうそう、「歩き遍路」の続きをひとつ。写真を整理していたら、こんな写真が見つかりました。道に迷う直前、以布利トンネルに入る手前のところです。ここで左に曲がって以布利港に向かっていたら良かったのです。残念!。左の看板「大阪・海遊館 以布利センター」に見とれて、そのまま前方にある以布利トンネルに進んでしまいました。大阪南港にある海遊館の大きな水槽の中をゆうゆうと泳ぐジンベイザメなど黒潮にのって回遊してくる魚たちは、この地から大阪に運ばれているのでした。
「歩き遍路」に関してもうひとつ。一カ月前から愛用しているスマートウォッチですが、その機能のひとつに睡眠管理があります。「深い眠り」「浅い眠り」「覚醒時間」ごとに時間を記録してくれます。通常でも「深い眠り」は2時間前後で、大半は浅い眠りのようですが、高知に向かう夜行バス乗車中の「深い眠り」は、なんと29分。浅い眠りも1時間20分というものでした。夜行バス乗車2回目の今回は比較的すっきり眠れたと思っていましたが、実際のところは厳しいものでした。前回の「歩き遍路」で、雪蹊寺の境内のベンチでお昼寝をしてしまったのも、夜行バスの疲れが残っていたということなんでしょう。
ちなみに、スマートウォッチでは、ウォーキング中の「歩数」や「速度」「心拍数」などを記録してくれます。心拍数は変化するたびに振動で教えてくれます。でもねえ。奥様は「機械に管理されるのは嫌!」とのことでした(笑)。
ところで、今週は出ずっぱりの1週間でした。月曜日は「古典文学」講座。今期は松尾芭蕉の「奥の細道」がテーマです。この日は「武隈の松・末の松山」を読みました。昔は足が主な交通手段です。「歩き遍路」とだぶりながら先生のお話しを興味深く聴きました。火曜日はカレッジ。水曜日は会議、そしてきょうは午前中、水彩画教室があり、ぱっくりと口を開けた大きなザクロを描きました。それが終わると昼食もそこそこに事務局で打ち合わせでした。
そんな慌ただしいなか、大学サークル(現在は廃部)の同窓会も迫ってきました。私の担務は回答葉書に記された先輩諸氏の近況報告をWordに入力するお仕事です。四百字足らずの文章ですが、皆さん結構なお歳ですから、それぞれの「老いの生き方」が凝縮されていて、ずしりと迫るものがあります。ついつい一枚一枚のお葉書を見つめてしまいます。「生老病死」。非常に重たい言葉です。(下の写真は部室のあったヴォーリズ設計の致遠館。近江八幡観光物産協会の絵葉書から)
さあて、明日は来年度に新規講座をご担当いただく外部講師の先生との打ち合わせがあります。....気がつけば、カレッジ一色の一週間になりそうです。ふぅ~。現役の頃とは違いますから、少しトーンを落とす必要がありそうです。