女子スポーツの実力

ワールドカップ女子バレー、終わっちゃいましたね。
日本は結局ロシア、セルビア、アメリカ、中国に負けて5位。結局デカいチームに負けた。
平均身長で10cmくらい小さいのに、よく頑張ったと思うけど、客観的に見て実力でしょうか。
でも、まあ、リオ、そして東京につながる世代交代は進んだかなと思います。
ロンドン銅メダルメンバーでスタメンは木村沙織だけ、控えでも迫田、山口のみ。
91年生まれのの長岡、石井、92年の島村、93年の大竹、94年の宮下、そして96年の古賀、うまいこと世代交代が出来ました。
ミドルブロッカーにしっかりした選手が出てきたのが大きいし、セッターの宮下も成長しているし、木村のあとのウィングスパイカーには、今回出ていなかった江畑も、17歳の宮部もいるし。
火の鳥NIPPON、来年の5月にきっとオリンピック出場権を取ってくれる、そう思います。

木村沙織は、今回で代表引退なのかな。
大会を通じてスパイクの決定率が悪くて、交代させられる場面が多かった。
今日の中国戦も調子が悪くて、チャンスに1枚プロックに止められていたけど、交代させなかったのは、真鍋監督、そういうことなのかも。
寂しいけど、仕方ないのかな。

一方で、ロンドンの銀メダルからあまり代替わりせずにワールドカップ準優勝という結果を残したなでしこジャパン、メンバーを入れ替えて臨んだ東アジアカップは惨敗でした。
オリンピックに出られるのは、中国、韓国、北朝鮮、オーストラリア、日本の中から２チームだけ。東アジアカップの結果から考えると、決して予選は簡単ではない。
また昔のメンバーに戻して戦うのだろうな。

一方で、ノーマークだった女子バスケがオリンピック出場権を獲得しました。
世界ランクは15位、アジアでも中国、韓国に次いで3番目だったのであまり期待していなかったのですが、
出場権をかけたアジア選手権で、その中国を、しかも敵地で、予選、決勝と2回破っての優勝、すばらしいの一言です。
サッカーやバレーに比べ、露出度の少ないバスケですが、これからしっかり応援しないと。