第19回奥武蔵ウルトラマラソン、今年からいろいろ変更がありました。
コースが変更され、距離が1km伸びたこと。これはちょっと厳しい。
ゼッケンが郵送され、前日受付がなくなったこと。これは楽になった。
10回目出走者のイエローゼッケンがなくなったこと。これはちょっと残念。
自分で、ゼッケンに「絶対完走!10回目」とマジックで書きました。
例年、奥武蔵直前の3カ月は700km以上走るし、コースの試走も200kmくらいはやるのですが、今年は故障の影響で、直前3ヶ月の走行距離がわずかに260km、コース試走も1回だけ。
故障個所も不安ですが、決定的に走り込み不足、とどめに当日はめったないくらいの晴天で、かなり暑くなりそうです。
序盤はゆっくり行こう。、とにかくグリーンロードに入るまでに暑さにやられない、体力を消耗しない作戦。
話には聞いていましたが、コース変更で、序盤に未舗装の個所がありました。
トレイルみたいな上り坂、下り坂、とにかく足を痛めないように慎重に、最初の5kmに40分かかりました。
桂木観音の山、例年ですと左回りなのに、今年はなぜか右回り、これだと最後に急な下りが来るので、これも足に嫌な感じ。
山を下りて、滝の入のエイドからエーデルワイスのゴルフ場の坂を越えて鎌北湖まで、ここが一番の酷暑ポイント、暑さにやられないように。
いつもはキロ6分くらいで入る序盤の平地ですが、今年は20kmに2時間半をかけました。
23kmでようやくグリーンロードの入り口に到着、ここから急坂が始まりますが、木陰に時折涼しい風が吹いていて、ちょっとほっとします。
序盤の平地が長くなった関係で、今年の30kmは黒山の手前、ここを4時間ちょうどで通過。
45kmの刈場坂の関門が6時間50分なので、これなら関門通過は余裕です。
練習不足の自分には、奥武蔵の坂は走って上れない、とにかく体力と足を温存しないと。
高山のエイドで、かぶった水と汗でぬれたソックスをはき替え、エアーサロンパスを故障個所にじっくりかけます。
両足にサポーターを巻いているので時間がかかりますが、まあ、ちょっと長めの休憩と思いましょう。
ここから刈場坂までは、奥武蔵が一番奥武蔵らしいところ。
緑のトンネルの中を、雰囲気を味わいながら、歩いたり、走ったり。
もう次々とランナーが下ってきます。チームメートやラン友には、ハイタッチをしながら元気をもらいます。
45km地点、刈場坂の最初の関門には6時間30分で到着、まだ20分余裕があるというか、20分しかないというか。
ここから折り返しまでは走りやすい個所なので、気持ちペースアップ。
今年の折り返し地点は都民の森の駐車場、序盤が長くなった分、折り返しはだいぶ手前になりました。
せっかく涼しい個所なのに、、、
再び刈場坂まで戻ると、往路の関門にひっかかった人であふれていました。
今年は暑かったから、完走率、低くなっちゃったんだろうな。
自分は、ここからあと25km下るだけ。
時間はまだ4時間半くらいある。ここで完走を確信しました。
少し前から足に嫌な感じが出始めていたので、飯盛のエイドで胸のゼッケンにホッチキスで止めていたボルタレンを飲みました。
高山の少し手前に大江戸の私設エイド兼応援団、冷たいお茶と熱い応援を受けました。
正直私が完走できるとはあまり思っていなかったみたい。
高山のエイドで再びサポーターをはずして足の手当、残りは20km、あとは走るだけ。
ユガテ付近、残り8kmで制限時間まであと2時間ちょうど。
ここから長く厳しい最後の上り、みんな歩いています。私も当然歩きます。
でも、ここまできたら、制限時間内完走ではなく、11時間切りを目指そう、ランナーの本能がそう言ってます。
上りが後り数百メートルになったところで、走りに切り替えました。前にいた15人くらいを一気に抜きました。
上り切って、鎌北湖まで一気に下って、後は平地を3km、これをキロ6分で行けば11時間を切れるってところまで行ったのですが、最後はやはり走り込み不足、37秒及びませんでした。
ゴール前では大江戸のみんなが出迎えてくれていて、全員とハイタッチ、本当に感動のゴールでした。
大人になってから、これほど心から「やった!」って思えるの、ランナーの特権です。
10回完走、ホントにうれしいのですが、それも一緒に喜んで、おめでとうと言ってくれる仲間がいてこそです。
4月、5月は走行距離ゼロ、2週間前には左足を痛めて、ゆっくり5km走るのがやっとの状態。
それでも、この半年間、一度もあきらめずに、このレースの完走をずっと考えてきました。
とにかくうれしかったのですが、ボランティアで会場にいたバニーさん(今日はチャイナ服でした)に声をかけられた時は思わず涙が出そうになりました。
故障に対し前向きに取り組みながら、走れなくても仲間を応援する彼女の姿に励まされてきました。
こうして考えると、本当にいろいろな人に支えられているんだなと思います。
とりあえず今年最大のイベントが無事終わりました。
今後は、もう一度足の故障の改善に取り組みながら、仲間を応援して行きたいと思います。
コースが変更され、距離が1km伸びたこと。これはちょっと厳しい。
ゼッケンが郵送され、前日受付がなくなったこと。これは楽になった。
10回目出走者のイエローゼッケンがなくなったこと。これはちょっと残念。
自分で、ゼッケンに「絶対完走!10回目」とマジックで書きました。
例年、奥武蔵直前の3カ月は700km以上走るし、コースの試走も200kmくらいはやるのですが、今年は故障の影響で、直前3ヶ月の走行距離がわずかに260km、コース試走も1回だけ。
故障個所も不安ですが、決定的に走り込み不足、とどめに当日はめったないくらいの晴天で、かなり暑くなりそうです。
序盤はゆっくり行こう。、とにかくグリーンロードに入るまでに暑さにやられない、体力を消耗しない作戦。
話には聞いていましたが、コース変更で、序盤に未舗装の個所がありました。
トレイルみたいな上り坂、下り坂、とにかく足を痛めないように慎重に、最初の5kmに40分かかりました。
桂木観音の山、例年ですと左回りなのに、今年はなぜか右回り、これだと最後に急な下りが来るので、これも足に嫌な感じ。
山を下りて、滝の入のエイドからエーデルワイスのゴルフ場の坂を越えて鎌北湖まで、ここが一番の酷暑ポイント、暑さにやられないように。
いつもはキロ6分くらいで入る序盤の平地ですが、今年は20kmに2時間半をかけました。
23kmでようやくグリーンロードの入り口に到着、ここから急坂が始まりますが、木陰に時折涼しい風が吹いていて、ちょっとほっとします。
序盤の平地が長くなった関係で、今年の30kmは黒山の手前、ここを4時間ちょうどで通過。
45kmの刈場坂の関門が6時間50分なので、これなら関門通過は余裕です。
練習不足の自分には、奥武蔵の坂は走って上れない、とにかく体力と足を温存しないと。
高山のエイドで、かぶった水と汗でぬれたソックスをはき替え、エアーサロンパスを故障個所にじっくりかけます。
両足にサポーターを巻いているので時間がかかりますが、まあ、ちょっと長めの休憩と思いましょう。
ここから刈場坂までは、奥武蔵が一番奥武蔵らしいところ。
緑のトンネルの中を、雰囲気を味わいながら、歩いたり、走ったり。
もう次々とランナーが下ってきます。チームメートやラン友には、ハイタッチをしながら元気をもらいます。
45km地点、刈場坂の最初の関門には6時間30分で到着、まだ20分余裕があるというか、20分しかないというか。
ここから折り返しまでは走りやすい個所なので、気持ちペースアップ。
今年の折り返し地点は都民の森の駐車場、序盤が長くなった分、折り返しはだいぶ手前になりました。
せっかく涼しい個所なのに、、、
再び刈場坂まで戻ると、往路の関門にひっかかった人であふれていました。
今年は暑かったから、完走率、低くなっちゃったんだろうな。
自分は、ここからあと25km下るだけ。
時間はまだ4時間半くらいある。ここで完走を確信しました。
少し前から足に嫌な感じが出始めていたので、飯盛のエイドで胸のゼッケンにホッチキスで止めていたボルタレンを飲みました。
高山の少し手前に大江戸の私設エイド兼応援団、冷たいお茶と熱い応援を受けました。
正直私が完走できるとはあまり思っていなかったみたい。
高山のエイドで再びサポーターをはずして足の手当、残りは20km、あとは走るだけ。
ユガテ付近、残り8kmで制限時間まであと2時間ちょうど。
ここから長く厳しい最後の上り、みんな歩いています。私も当然歩きます。
でも、ここまできたら、制限時間内完走ではなく、11時間切りを目指そう、ランナーの本能がそう言ってます。
上りが後り数百メートルになったところで、走りに切り替えました。前にいた15人くらいを一気に抜きました。
上り切って、鎌北湖まで一気に下って、後は平地を3km、これをキロ6分で行けば11時間を切れるってところまで行ったのですが、最後はやはり走り込み不足、37秒及びませんでした。
ゴール前では大江戸のみんなが出迎えてくれていて、全員とハイタッチ、本当に感動のゴールでした。
大人になってから、これほど心から「やった!」って思えるの、ランナーの特権です。
10回完走、ホントにうれしいのですが、それも一緒に喜んで、おめでとうと言ってくれる仲間がいてこそです。
4月、5月は走行距離ゼロ、2週間前には左足を痛めて、ゆっくり5km走るのがやっとの状態。
それでも、この半年間、一度もあきらめずに、このレースの完走をずっと考えてきました。
とにかくうれしかったのですが、ボランティアで会場にいたバニーさん(今日はチャイナ服でした)に声をかけられた時は思わず涙が出そうになりました。
故障に対し前向きに取り組みながら、走れなくても仲間を応援する彼女の姿に励まされてきました。
こうして考えると、本当にいろいろな人に支えられているんだなと思います。
とりあえず今年最大のイベントが無事終わりました。
今後は、もう一度足の故障の改善に取り組みながら、仲間を応援して行きたいと思います。
今までのブログを読んでいて、どうなることやら
ハラハラしていましたが、本当によかったですね。
完走と聞き、私も嬉しいです。
ひと月前とは大違い。
でも大人のレース運びで見事目標を達成でしたね。
後は脚のケアをね。それにしても良かった良かった。(^^v
自分で、やばい!とか書きながらも、根拠もなく自分の完走を信じ続けてました。
その思い込みが良かったのだと思います。
亀オヤジさん
久々のレースだったので、達成感、ありますねー。
次のレースは12月の那覇マラソンにしました。
それまでは、足首の故障箇所の改善など、身体をケアしながら、楽しく走ろうと思ってます。