連続完走記録

大阪マラソン、記録はとんでもなかったですけど、とにかく完走だけはしました。
これでフルマラソンは20レース連続完走になりました。
他に、奥武蔵の5回をはじめウルトラが7回、ハセツネ、箱根OSJとフルマラソン以上の距離のトレイルが2回、フルマラソン以上の距離のレースは29回連続完走していることになります。

最後にリタイアした大会が、06年の大田原マラソン。今よりも全然走力があった頃のこと。
この頃のフルのベストは3時間49分、でも、自己ベストなんて眼中にありませんでした。
そもそも、この頃は走る度に自己ベストって感じでしたし、高島平、光が丘と直前の2レースで10kmが44分04秒と44分05秒、大江戸飛脚会の練習会での30km走で2時間24分台が出ていたこともあって、3時間半を切ることしか頭にありませんでした。
結果は、オーバーペースによる失速のあげくの左ひざ痛によるリタイア、4時間制限のレースなのですが、最後の35km関門を通過したにもかかわらず、気持ちが切れてのリタイアで、情けないことこの上なしでした。
この頃が私の走力のピーク、これ以降、記録は一転下降線をたどり始め、自己ベスト更新はフル1回、奥武蔵ウルトラが1回のみ。
でも、この時もしあっさり3時間半を切ってたら、その後の記録の下降で、嫌になって走るのをやめてたかもしれません。
この時にマラソンの難しさを思い知らされたから、今があるのだと思います。

29回のうちには何回かピンチもありました。
一番危なかったのは昨年の大田原マラソン、この大会、33.3kmの関門が3時間5分と厳しい上に、距離表示が5km毎しかなくてペースが掴みにくい。コースも以前と変わって25kmから長い上りが続き、しかも昨年は逆風、関門通過は15秒前でした。

自己ベストなんて夢のまた夢となった今、この連続完走記録が、私のランナーとしての最後のプライドです。