勝沼ぶどう郷マラソン完走記

朝9時ちょっと前、「勝沼ぶどう郷」駅着、雨は幸いかろうじて止んでいます。


あたり一面に広がるブドウ畑、今日はこの風光明媚な景色の中を走ります。


会場の小学校に到着、仲間４人とゴール近くにシートを広げます。
スタート地点はすり鉢状になった盆地の底、今日はブドウ畑を上って下りて、上って下りてのハーフマラソン、どのみちタイムは望めません。
昨年のタイムが1時間45分30秒だったので、今日はせめて45分を切ろう、これが目標。

スタート直後からいきなり上り坂、3kmくらいでフルーツラインと呼ばれている道に入ります。
これがさらに3.5kmくらい断続的にかなりきつい上り、ハアハア言いながら上ります。
と、一転今度は下り基調、フルーツラインからブドウ畑の中を本格的に下りに入るところが10km地点、タイムは51分ちょっと。去年は10kmを52分半ですから、大分マシ。
道はブドウ畑の中をガンガン下っていきますが、これにだまされてはいけない。
左手はるか上方の丘を走るJRの線路、もう一回あそこの上まで上らなければならないということ、去年学習しました。ここは自重して足を残すところ。

13km過ぎから、再び上り坂が始まります。
沿道から「上りはもうちょっとだよ。頑張れ。」なんて声がかかりますが、ここで頑張りすぎてはいけない。
応援はありがたいのですが、普段走らない人の「もうちょっと」ほどあてにならないものはない。
この上りが残り5km地点の勝沼ぶどう郷の駅まで続くことはチェック済み。

駅を過ぎると後は正真正銘下り坂のみ、ここからは全力で下る！ところなんですが、自分、下り坂苦手なんですよね。
特に、僕ぐらいのタイムの女性って、下りがうまい人が多くて、どんどん離されちゃう。

結局、大して順位を上げることも出来ず、残り1.5kmくらいで目標の45分は切れることが分かってからはモチベーションも落ち、スパートもせずにそのままゴール、1時間44分7秒でした。
でも、まあ、まずまず走れたからいいや。タフなコースだから、1時間40分相当のタイム？まだまだこれからレースが続くので、ちょっと余裕残しくらいでちょうどいいや、なんて自分で勝手に決めてます。


我が大江戸飛脚会のしまじろうさんが、ハーフ50歳以上の部で優勝♪


帰る頃にはかなり天気も回復してきました。
雲の向こうに浮かぶ南アルプスの山々、ちょっと幻想的な風景。