イチローが日米通算4257安打の「ピート・ローズ超え」を達成した。
自分が意外に思ったのは、この日米通算の記録が、日本だけではなく米国でかなり取り上げられていること。
米国でも概ね好意的に捉えられているこの記録に一番反発しているのは、ピート・ローズその人のよう。大記録を打ち立てた人が、その記録を誰にも抜かれたくないと思うか、誰かに抜いてほしいと思うのか、それは本人の感じ方次第だが、ローズの発言を読んで、「小せー奴だな」とは思う。
イチローがイチローになったのは、94年、入団3年目で211本のヒットを打ち首位打者になった時。イチローはその年から7年連続で首位打者になったが、ヒットが200本を超えたのは、この年だけ。
この日本での7年間と、01年にメジャーに行ってからの7年間の記録を比べてみた。
日本:868試合、3460打数1242安打、打率359、7年連続首位打者
メジャー:1104試合、4774打数1592安打 打率333、首位打者2回
日本での21歳から27歳までのイチローの実力が、メジャーでの28歳から34歳までの時の実力と一緒だと仮定すると、打率の2分6厘の差、首位打者5回の差が、メジャーと日本の野球の差ということになる。これは認めねばならない。なんと言おうがメジャーは日本よりすごい、選手層も厚い。
ただし、メジャーは日本より圧倒的に打数が多い。
これは、1試合あたりの打数が、日本の3.99打数に対し、メジャーでは4.3打数と多いこと、そしてそもそも年間の試合数が当時で30~35試合くらい多かったことによる。
1試合当たりの打席数は、打順(日本では3番を打つことも多かった)、四死球数、延長戦ルールの違いといったことが考えられるが、その結果、イチローの1試合あたりのヒット数は1.42~1.43本と、日本でもメジャーでもほぼ同数である。
となると、もしイチローが21歳の時からメジャーに行っていたなら、試合数が多い分だけ余計にヒットを打てていたはずということになる。
単純に、(1104-868)×1.43で計算すると347本になる。あくまで机上の計算だが、安打数はピート・ローズをとっくに抜いて、4600本を超えているということになる。
イチロー本人も「日本だけでピート・ローズの記録を抜くことがおそらく一番難しい」と言っていたが、これがおそらくは、すねるローズに対する彼のメッセージなのだろう。
自分が意外に思ったのは、この日米通算の記録が、日本だけではなく米国でかなり取り上げられていること。
米国でも概ね好意的に捉えられているこの記録に一番反発しているのは、ピート・ローズその人のよう。大記録を打ち立てた人が、その記録を誰にも抜かれたくないと思うか、誰かに抜いてほしいと思うのか、それは本人の感じ方次第だが、ローズの発言を読んで、「小せー奴だな」とは思う。
イチローがイチローになったのは、94年、入団3年目で211本のヒットを打ち首位打者になった時。イチローはその年から7年連続で首位打者になったが、ヒットが200本を超えたのは、この年だけ。
この日本での7年間と、01年にメジャーに行ってからの7年間の記録を比べてみた。
日本:868試合、3460打数1242安打、打率359、7年連続首位打者
メジャー:1104試合、4774打数1592安打 打率333、首位打者2回
日本での21歳から27歳までのイチローの実力が、メジャーでの28歳から34歳までの時の実力と一緒だと仮定すると、打率の2分6厘の差、首位打者5回の差が、メジャーと日本の野球の差ということになる。これは認めねばならない。なんと言おうがメジャーは日本よりすごい、選手層も厚い。
ただし、メジャーは日本より圧倒的に打数が多い。
これは、1試合あたりの打数が、日本の3.99打数に対し、メジャーでは4.3打数と多いこと、そしてそもそも年間の試合数が当時で30~35試合くらい多かったことによる。
1試合当たりの打席数は、打順(日本では3番を打つことも多かった)、四死球数、延長戦ルールの違いといったことが考えられるが、その結果、イチローの1試合あたりのヒット数は1.42~1.43本と、日本でもメジャーでもほぼ同数である。
となると、もしイチローが21歳の時からメジャーに行っていたなら、試合数が多い分だけ余計にヒットを打てていたはずということになる。
単純に、(1104-868)×1.43で計算すると347本になる。あくまで机上の計算だが、安打数はピート・ローズをとっくに抜いて、4600本を超えているということになる。
イチロー本人も「日本だけでピート・ローズの記録を抜くことがおそらく一番難しい」と言っていたが、これがおそらくは、すねるローズに対する彼のメッセージなのだろう。
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