「蒼穹のファフナー」Right of Left

昨年個人的にはまった「蒼穹のファフナー」のスペシャル版。
12月29日深夜に1時間物として放映されたのですが、こともあろうに録画ミスをして、30分しか撮れていなかった。＿|￣|○
やっと、ＤＶＤが近所のレンタルビデオ屋さんに登場、早速借りてきました。

これは本編の続編ではなく、１年前のエピソード。
謎の生命体「フェストム」に竜宮島を発見されないために、島の一部を切り離して戦う、いわばおとり作戦。
切り離された島で、敵を迎え撃つのは、ファフナーに搭乗する中学を卒業したばかりの８名の少年少女たちと、それをサポートする３２名のスタッフ。
島と島の人達の生活を守るために志願した人たちだ。
島は７０日間自走し、やがてフェストムの激しい攻撃が始まる。
日々繰り広げられる戦闘、そのたびに誰かがいなくなっていく。
ファフナーのパイロットたちも、同化現象で倒れ、身体が結晶化し、壊れていく。
そしていよいよ作戦最後の日、フェストム襲来。
フェストムを島におびき寄せ、島を爆破する。
しかし海中から島を脱出した彼らの前に、海に入れないはずのフェストムが。
そして彼らの取った道は、、、
僚と祐未の仲間を思う気持ち、使命感、そして自己犠牲、最後の方は、もう涙なくして見れなかった。

我々は誰かから譲り受けた平和の上で、何も知らずに暮らしている。
例えそれがかりそめの、一日だけの平和だとしても。
そしてその平和を守る遺志は、受け継がれていかねばならない。

ファフナーと言い、ガンダムＳＥＥＤと言い、義務教育の社会の授業なんかよりよっぽど教育的、と思ってしまう。