大変残念なことに、昨年正殿などの建築物が焼失してしまった首里城、もちろん火災は残念だけど、史跡としての価値はいささかも損なわれていないと思いました。
やはり本土の城郭とは全然違う。スピリチュアルな感じがします。
堀とか、枡形とか、防御設備がないのは、軍事的要塞である必要性が薄い平和な国だったゆえなのでしょう。
貿易立国の琉球国らしく、丘の上にそびえるこの居城の見晴らし台からは昔の港が一望できます。
もう一つ、本土の城と際立って違っているのは、石灰岩で作られていること。本土の城壁というと安山岩か花崗岩が多いのですが、沖縄は火山がないのでこれらの火成岩は採掘されません。サンゴ礁が隆起してできた島なので、石灰岩は豊富、首里城のある丘も石灰岩。
これは首里城に限らずですが、沖縄の街は至る所にこの石灰岩が使われていて、町全体が白っぽい、南国独特の景観を作っています。
焼失した正殿などは再建に着手したばかりなのかな。礎石などが露頭していて、これはこれで興味深い。
元々首里城は、大東亜戦争の沖縄戦で完全に破壊され、その跡地には琉球大学が建てられていた。焼失した建物も平成になってから再建されたもの。焼失した資料は戻ってこないけど、建物はまた再建すればよい。
やはり本土の城郭とは全然違う。スピリチュアルな感じがします。
堀とか、枡形とか、防御設備がないのは、軍事的要塞である必要性が薄い平和な国だったゆえなのでしょう。
貿易立国の琉球国らしく、丘の上にそびえるこの居城の見晴らし台からは昔の港が一望できます。
もう一つ、本土の城と際立って違っているのは、石灰岩で作られていること。本土の城壁というと安山岩か花崗岩が多いのですが、沖縄は火山がないのでこれらの火成岩は採掘されません。サンゴ礁が隆起してできた島なので、石灰岩は豊富、首里城のある丘も石灰岩。
これは首里城に限らずですが、沖縄の街は至る所にこの石灰岩が使われていて、町全体が白っぽい、南国独特の景観を作っています。
焼失した正殿などは再建に着手したばかりなのかな。礎石などが露頭していて、これはこれで興味深い。
元々首里城は、大東亜戦争の沖縄戦で完全に破壊され、その跡地には琉球大学が建てられていた。焼失した建物も平成になってから再建されたもの。焼失した資料は戻ってこないけど、建物はまた再建すればよい。
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