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最近、ウルトラセブンをDVDで借りて見始めました。
子供の頃夢中になったウルトラシリーズは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」の次の東映製作の「キャプテンウルトラ」が今ひとつで、子供心に「やっぱり特撮は円谷プロじゃなきゃ。」と思ってました。
そして、満を持して始まったのが「ウルトラセブン」。
ウルトラマンと違って、敵は地球征服を狙う宇宙人、ウルトラマンよりもオトナっぽい話の作りに、すごく納得したものでした。
しかし、今見てみると、やはりいかにもちゃっちい。
ストーリーも不自然、ウルトラホークや宇宙基地なんて全然子供だましで、ちょっとがっかり。
でも、ウルトラセブンには、突然えっΣ( ̄ロ ̄lll)と思う変な、でも印象的な名作があるんです。
その代表的なものが、第8話「狙われた街」。
侵略者はメトロン星人、最近パチンコのコマーシャルに登場するのでおなじみのやつ。
このメトロン星人、地球征服に、武力なんて無粋なものは使いません。
タクシー暴走、飛行機墜落、タンカー爆破、ライフル銃乱射、北川町出身の人間が次々と凶悪事件を引き起こします。
その原因が、北川町の駅前の自動販売機で売られている煙草に仕込まれている「宇宙芥子の実」だということに気がついたダン、アンヌ隊員と駅前の喫茶店で張り込みです。
私服のアンヌは胸が目立つタートルネックのセーター姿、ダンとアンヌの顔が交互にアップになります。
ダンはちょっとドギマギ。アンヌは、、、ちょっとにきびがひどいですね。
やがて現れた煙草の集配車をタクシーで追跡。(タクシーの初乗りが100円。そんな時代だったんですね。)
犯人は場末の安アパートに入っていく。
アンヌを外で待たせて、ダンは単身アパートに乗り込みます。
心配そうなアンヌの顔が、オレンジ色の夕日をバックに逆光で映し出されます。
西日がさす、四畳半と思しき安アパートの一室で、ダンを待っていたのはメトロン星人。
二人は話合います。これがかの有名なちゃぶ台のシーン。
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メトロン星人は、周囲の者がすべて敵に見えてしまう宇宙芥子から作った薬物を煙草に仕込み、人間同士を争わせ、信頼関係を壊し自滅に追い込む作戦をたてていることをダン(=ウルトラマン)に告白、宇宙人同士で争うつもりはないので、ウルトラセブンに地球から退却するように勧告。
部屋は宇宙船となり飛び立つも、駆けつけたウルトラホークによって撃墜。(ウルトラ警備隊も、ダンが乗っているのを知っているくせに、よく打ち落とすよなー。)
ウルトラセブンとメトロン星人の戦いのシーンも普通とは違います。
下町の工業地帯、オレンジ色の夕日の前で、逆光で黒いシルエットになった二人が疾走、交差します。
メトロン星人を倒した後のラストのナレーションがまたすごい。
「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。え、何故ですって?…我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」
こんな話を子供に見せて、どうなんでしょうね。
この脚本を書いたのが金城哲夫、沖縄県出身、38歳の若さで泥酔して屋根から落ちて落命した稀代の脚本家です。
どアップでアンヌ隊員のにきび面を暴いたり、逆光を多用した戦闘シーンを撮ったのは、昨年亡くなった鬼才、実相寺昭夫監督。
ちゃぶ台の前に座り、ダンにお茶を出したメトロン星人はどっちのアイディアなんでしょうか。
ウルトラセブン、玉石混交ではありますが、奥が深いです。
子供の頃夢中になったウルトラシリーズは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」の次の東映製作の「キャプテンウルトラ」が今ひとつで、子供心に「やっぱり特撮は円谷プロじゃなきゃ。」と思ってました。
そして、満を持して始まったのが「ウルトラセブン」。
ウルトラマンと違って、敵は地球征服を狙う宇宙人、ウルトラマンよりもオトナっぽい話の作りに、すごく納得したものでした。
しかし、今見てみると、やはりいかにもちゃっちい。
ストーリーも不自然、ウルトラホークや宇宙基地なんて全然子供だましで、ちょっとがっかり。
でも、ウルトラセブンには、突然えっΣ( ̄ロ ̄lll)と思う変な、でも印象的な名作があるんです。
その代表的なものが、第8話「狙われた街」。
侵略者はメトロン星人、最近パチンコのコマーシャルに登場するのでおなじみのやつ。
このメトロン星人、地球征服に、武力なんて無粋なものは使いません。
タクシー暴走、飛行機墜落、タンカー爆破、ライフル銃乱射、北川町出身の人間が次々と凶悪事件を引き起こします。
その原因が、北川町の駅前の自動販売機で売られている煙草に仕込まれている「宇宙芥子の実」だということに気がついたダン、アンヌ隊員と駅前の喫茶店で張り込みです。
私服のアンヌは胸が目立つタートルネックのセーター姿、ダンとアンヌの顔が交互にアップになります。
ダンはちょっとドギマギ。アンヌは、、、ちょっとにきびがひどいですね。
やがて現れた煙草の集配車をタクシーで追跡。(タクシーの初乗りが100円。そんな時代だったんですね。)
犯人は場末の安アパートに入っていく。
アンヌを外で待たせて、ダンは単身アパートに乗り込みます。
心配そうなアンヌの顔が、オレンジ色の夕日をバックに逆光で映し出されます。
西日がさす、四畳半と思しき安アパートの一室で、ダンを待っていたのはメトロン星人。
二人は話合います。これがかの有名なちゃぶ台のシーン。

メトロン星人は、周囲の者がすべて敵に見えてしまう宇宙芥子から作った薬物を煙草に仕込み、人間同士を争わせ、信頼関係を壊し自滅に追い込む作戦をたてていることをダン(=ウルトラマン)に告白、宇宙人同士で争うつもりはないので、ウルトラセブンに地球から退却するように勧告。
部屋は宇宙船となり飛び立つも、駆けつけたウルトラホークによって撃墜。(ウルトラ警備隊も、ダンが乗っているのを知っているくせに、よく打ち落とすよなー。)
ウルトラセブンとメトロン星人の戦いのシーンも普通とは違います。
下町の工業地帯、オレンジ色の夕日の前で、逆光で黒いシルエットになった二人が疾走、交差します。
メトロン星人を倒した後のラストのナレーションがまたすごい。
「メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、このお話は遠い遠い未来の物語なのです…。え、何故ですって?…我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」
こんな話を子供に見せて、どうなんでしょうね。
この脚本を書いたのが金城哲夫、沖縄県出身、38歳の若さで泥酔して屋根から落ちて落命した稀代の脚本家です。
どアップでアンヌ隊員のにきび面を暴いたり、逆光を多用した戦闘シーンを撮ったのは、昨年亡くなった鬼才、実相寺昭夫監督。
ちゃぶ台の前に座り、ダンにお茶を出したメトロン星人はどっちのアイディアなんでしょうか。
ウルトラセブン、玉石混交ではありますが、奥が深いです。
最近CSでやってたので全部を録画して何十年かぶりに少し見たのですが、確かにあんなに感動したセブンだったんだけどちゃちだったんだな、と思いました。30分完結だから仕方ないところもありますね。
それでも生涯のベスト5に入る番組だと思ってます。
音楽・冬木透のCDも買っちゃいました^^
リアルタイムで見ていた世代以外にもファンがいてくれて、うれしいです。
8話まで見ましたが、今のところこのメトロン星人の話が際立っていますね。
パーンやクローズアップ、逆光を多用したカメラワーク、私服のアンヌの胸の辺りに目が行き、てあわててコーラを飲むダンとか、芸の細かい演出も。
これは子供の頃には分からなかった。
あくびさん
時間をかけて全部見るつもりですが、これからも面白い回を見つけたらレポートします。
子供心には、「ノンマルトの使者」とギエロン星獣の「宇宙からの贈り物」が印象に残っているのですが。
楽しみです。
「狙われた街」といえば・・・、
ダンとアンヌの喫茶店から見た景色を生で見てみたくて、向ヶ丘遊園駅のマクドナルドに入ったことがあります(爆)。
ダンとアンヌが煙草の自動販売機の張り込みをやった、あの喫茶店ですね。
そこまでやりますか。。。
ウルトラQとかゲゲゲの鬼太郎なんかもそうだけど、原作の童話的な怖さがあったような気がしますね。
ウルトラQの脚本には、確かにそういう怖さがありますね。
ウルトラマンは怪獣を前面に出したヒーロー物。
セブンのモロボシ・ダンは、マンのハヤタ隊員と違って平時から地球を守る宇宙人として覚醒しています。(というよりも、普段は人間の姿に化けている。)
それゆえ、時には地球人の傲慢さに反発を感じ、感情を爆発させたりします。
ほとんどは今見て気がついたことですが、子供心に何となく「普通のヒーロー物とはちょっと違うぞ。」と感じていたのだと思います。
視聴率はマンより良くなかったセブンですが、子供の頃からオタクだった私は、当時からQとセブンが好きでした。