ソン・イェジンはやっぱりお嬢様役が似合う。
「四月の雪」の一万倍は素敵な映画でした。
ちょっと世間知らずで、一途で、天真爛漫なお嬢様が、いかにも彼女らしいやり方で彼を射止める。
それがまたカワイイ。彼女の魅力満載って感じの前半。
そんな彼女を「若年性アルツハイマー」が襲う。
愛する夫の名を忘れ、昔の男の名前で呼んでしまうなんて、あまりに悲しい。
私にも認知症の祖父がいた。
あんなに自分のことを愛してくれていたのに、見舞いに行った私を見ても「知ってる人だな。」くらいにしか思えていないようだった。
僕の名前は覚えているんだけど、それが孫の名前だとは知らずに使っているようだったし、ましてそれが目の前に立っている僕とは結びつかない。
あまりに寂しい現実。
自分の大切な思い出が消えていき、自分が自分でなくなってしまう、それは大変な恐怖だろう。
すべてを悟って、自ら身を引いて施設に入ったスジン。
やがて病気が進行し、面会に行ったチョルスのことはやはり分からない。
「ここは天国?」でもチョルスや両親、友人の用意した風景に、確かに居心地のよい幸せを感じたのだろう。
「サランヘヨ」の一言がこれほどまでに重い、ラストシーンがめちゃめちゃ素敵。
「四月の雪」の一万倍は素敵な映画でした。
ちょっと世間知らずで、一途で、天真爛漫なお嬢様が、いかにも彼女らしいやり方で彼を射止める。
それがまたカワイイ。彼女の魅力満載って感じの前半。
そんな彼女を「若年性アルツハイマー」が襲う。
愛する夫の名を忘れ、昔の男の名前で呼んでしまうなんて、あまりに悲しい。
私にも認知症の祖父がいた。
あんなに自分のことを愛してくれていたのに、見舞いに行った私を見ても「知ってる人だな。」くらいにしか思えていないようだった。
僕の名前は覚えているんだけど、それが孫の名前だとは知らずに使っているようだったし、ましてそれが目の前に立っている僕とは結びつかない。
あまりに寂しい現実。
自分の大切な思い出が消えていき、自分が自分でなくなってしまう、それは大変な恐怖だろう。
すべてを悟って、自ら身を引いて施設に入ったスジン。
やがて病気が進行し、面会に行ったチョルスのことはやはり分からない。
「ここは天国?」でもチョルスや両親、友人の用意した風景に、確かに居心地のよい幸せを感じたのだろう。
「サランヘヨ」の一言がこれほどまでに重い、ラストシーンがめちゃめちゃ素敵。
この映画は、私の中でかなりイチオシの作品(特にソン・イェジンFan にはたまらない)でしたので感動していただけてよかったです。
韓国映画やドラマは観ていて、私は男優さんよりも女優さんのほうに目がいってしまうのですが、この映画では、ご主人役のチョン・ウソンがすごく素敵でした。
妻のこの病気を受け入れながらも、実際はかなりつらくさびしかったでしょうね。
「もしかしたら、明日はわが身?」なんて、いろいろ・いろいろ考えさせられちゃいました。
で、ソン・イェジンのお嬢様ぶりが発揮しているドラマ・「夏の香り」はRASCALさんもう見てましたっけ?
まだでしたら、これもお勧めです。
韓国のドラマおきまりパターンな内容ながらも、ソン・イェジンの魅力もたっぷり、「冬のソナタ」に負けないきれいな映像や音楽が素敵です。まだでしたら是非!
「冬のソナタ」「秋の童話」は見たけど、「夏の香り」は見てません。
見てみます。