荒川市民マラソン完走記

手元の時計で３時間５７分３６秒（ネット３時間５６分５４秒）、撃沈です。
自己ベストなんて簡単に出せると思っていたのに、かすりもしませんでした。＿|￣|○

朝、雨はかろうじて上がり、ちょっと寒かったのですが躊躇なくウェアはランシャツ、ランパンを選択、これは正解でした。
スタートしてからは気温が上がり、汗ばむような天気。
すごい人でしたが、陸連登録の威力でスタートロスは４０秒、当初予定通りキロ５分ペースでラップを刻みます。
５ｋｍのスプリットが２５分１９秒、１０ｋｍのスプリットが２５分２７秒、予定通りにレースが進みます。
１２ｋｍあたりでshimoさん、１４ｋｍあたりで「た」さんに抜かれましたが、気にしない、気にしない、とにかくマイペースです。
１５ｋｍは２５分３１秒。

私のような過信型の人間にとって、マラソンの前半は「どれだけゆっくり走れるか。」が勝負なんだと思います。
ゆっくりゆっくりと自分に言い聞かせて走りますが、２０ｋｍのスプリットは２５分３秒、ラップ１時間４１分５８秒、今にして思えば追い風の所為でしょうが、今日はちょっと調子がいいのかと勘違いしてしまいます。
１５ｋｍ過ぎから、次々とすれ違う仲間とエールを交わしながら走ります。
みんなの顔が、いつもよりも微妙にゆがんでいるような、、、その訳は折り返し地点を過ぎて分かりました。向かい風！

それでも何とかキロ５分ペースを維持、むしろ追い越しモードです。
２５ｋｍのラップは２５分２４秒、おっ、今日はいけるのでは？
が、甘かった。ちゃんと走れたのはここまで。
２５ｋｍを過ぎて、風はどんどん強くなります。
それでも必死に足を動かします。
３０ｋｍを２時間３５分１４秒で通過、ラップは２７分５３秒、失速の始まりです。
これで３時間４０分は無理そう。でも３時間４９分の自己ベストは譲れないところ、と思ったのもつかの間、何とかレースペースで走れたのもここまで。
逆風で足を使ってしまったのか、６分を越える本格的な失速が始まります。
それにしてもどこまで続くのかこの向かい風。
３５ｋｍのスプリット３２分１８秒、ここで気持ちが切れました。
自己ベストもあきらめ、残りのレースは消化試合、シャーベット・ステーションでは、じっくりシャーベットを味わいました。
水門に続く土手への登りは歩きました。
岩淵水門の土手の上の道は強風で吹き飛ばされそう。ここも歩きました。
４０ｋｍは３時間４３分、スプリットは３５分２４秒、留まるところを知らない失速。
。・゜・(ノД`)・゜・。
さすがにサブフォーだけはしておかねばと思い直し、懸命に腕を振り、足を動かそうとしましたが、スピードは全く戻りません。
やっとのことで、よれよれのゴール。
向かい風は最後まで止むことはありませんでした。

仲間も、失速した人がほとんど、ベストから２０分落ちくらいの人が多かったので、まあちょっと一安心。
でも、平坦で記録が出やすいので、シーズン最後の勝負レースと思っていた人が多いのに、この風はないよね。
荒川は今回で６回目ですが、こんなの初めてです。

さあ、天気も回復したし、アフターで盛り上がるぞと思いましたが、それにしてもすごい風。
いろんなものが飛んでくるし、おつまみの上にも芝生とか、いろんなものが積もります。
それに北風は寒い！それでも次々と会場を後にする人たちを尻目に、２時間くらいは飲んでいたでしょうか。
大江戸にしては短めのアフターでした。

来週は目白ロードで、アフターはお花見モードの青空宴会です。
風が吹かないことを祈ります。