国民年金保険料の不正免除問題で、社会保険庁は28日、不正な事務処理に関与した職員と、その上司ら計1752人の処分を発表した。
このうち停職1~2月の6人を含め、国家公務員法に基づく懲戒処分は169人。村瀬清司・社保庁長官についても、監督責任を問い、川崎厚労相による訓告とした。
組織改革の一環として、民間企業経験者の中から、社会保険事務所長を公募することも発表した。
これで年金の不正免除処理事件も一件落着ということか。。。
私は、この事件の最大の原因は、村瀬長官の経営者としての無能にあると思っている。
村瀬長官は、民間出身、あの「損保ジャパン」の元副社長である。
ノルマを決めて従業員のケツをたたくという手法が骨の髄までしみこんでいたと思われる人。
社保庁は組織として腐っていたのである。
腐った組織に対して、普通の組織、少なくとも腐っていない組織での成功体験に基づいたやり方をすれば、不正が起きるのは自明の理、そんなことも分からない人を長に据えた政府上層部もまた不明としか言いようがない。
「改革を進めるために(民間から)来てもらった。少しは中間管理職が理解をし、努力していると思ったらこの事態になった。」と、村瀬長官は悪くないというのが問題発覚当時の政府のいいわけだった。
組織のマネジメントに関しては、どいつもこいつも馬鹿ばかりだなと思った。
村瀬長官、その後は全国行脚をし、組織の意識改革を図るなど努力はしているようである。
彼自身、相当思うところはあったのだろう。
かなりのショック療法にはなったが、これで組織の文化自体が変わってくれると良いのだが。
このうち停職1~2月の6人を含め、国家公務員法に基づく懲戒処分は169人。村瀬清司・社保庁長官についても、監督責任を問い、川崎厚労相による訓告とした。
組織改革の一環として、民間企業経験者の中から、社会保険事務所長を公募することも発表した。
これで年金の不正免除処理事件も一件落着ということか。。。
私は、この事件の最大の原因は、村瀬長官の経営者としての無能にあると思っている。
村瀬長官は、民間出身、あの「損保ジャパン」の元副社長である。
ノルマを決めて従業員のケツをたたくという手法が骨の髄までしみこんでいたと思われる人。
社保庁は組織として腐っていたのである。
腐った組織に対して、普通の組織、少なくとも腐っていない組織での成功体験に基づいたやり方をすれば、不正が起きるのは自明の理、そんなことも分からない人を長に据えた政府上層部もまた不明としか言いようがない。
「改革を進めるために(民間から)来てもらった。少しは中間管理職が理解をし、努力していると思ったらこの事態になった。」と、村瀬長官は悪くないというのが問題発覚当時の政府のいいわけだった。
組織のマネジメントに関しては、どいつもこいつも馬鹿ばかりだなと思った。
村瀬長官、その後は全国行脚をし、組織の意識改革を図るなど努力はしているようである。
彼自身、相当思うところはあったのだろう。
かなりのショック療法にはなったが、これで組織の文化自体が変わってくれると良いのだが。
警察の権力だって民衆でチェックできなきゃホントはおかしい。警察は政府が確か関与できないんですね。
民間企業だと、利益を出す出さないで株主の監視下にありますが、お役所はそれがないから、生え抜きで固めると、必ず組織の論理になって腐敗する。
警察も一緒の事。
だから社保庁に村瀬さんを招いた、そこまでは正解。
問題は、村瀬さんが、腐った組織の気持ちが分からなかったこと。
それをなんとかするのが経営者のプロ、できなければ無能。