本日の読売新聞の一面に「陵墓指定再検討していた」という記事が載っていた。こんな歴史ネタが一面なんて、本当に珍しいことである。
歴代天皇の陵墓と、その可能性がある陵墓参考地について、宮内庁(旧宮内省)が、戦前から昭和30年代にかけて一部指定の見直しを本格的に検討していたことが、同庁の内部資料で明らかになったということだ。
内部資料は、応神、継体など、10天皇陵について、自らの指定が誤っている可能性に言及している。
現在の歴代天皇の陵墓は、そのほとんどが幕末から明治初期に比定されたものであり、その後の学問の進歩から、比定が間違っていると思われる事例が沢山出てきている。
そのほとんどが間違っているという意見もある。
にもかかわらず、現在の宮内庁は、「100%確実な資料が見つからない限り、陵墓や参考地の変更は難しい。」という立場を取っている。
さらには、「皇霊の静謐を守るため」という理由で、研究者ですら陵墓への立ち入りを認めていない。
これでどうやって確実な資料を見つけられるというのであろうか。
そんなに自分達の間違いが分かるのが嫌なのか。
見たくないものからは、何かと理由をつけて目を背ける、お役所体質そのものである。
第26代の継体天皇は、応神王朝が武烈天皇で事実上断絶した時に、越から身を興して天皇家を継いだ、歴史上も非常に重要な天皇である。
その継体の本当の陵墓と思われる今城塚古墳は、陵墓参考地にも指定されず、単なる公園となっている。
「皇霊の静謐」を守ろうとしていないのは誰か、宮内庁には胸に手を当てて良く考えていただきたい。
歴代天皇の陵墓と、その可能性がある陵墓参考地について、宮内庁(旧宮内省)が、戦前から昭和30年代にかけて一部指定の見直しを本格的に検討していたことが、同庁の内部資料で明らかになったということだ。
内部資料は、応神、継体など、10天皇陵について、自らの指定が誤っている可能性に言及している。
現在の歴代天皇の陵墓は、そのほとんどが幕末から明治初期に比定されたものであり、その後の学問の進歩から、比定が間違っていると思われる事例が沢山出てきている。
そのほとんどが間違っているという意見もある。
にもかかわらず、現在の宮内庁は、「100%確実な資料が見つからない限り、陵墓や参考地の変更は難しい。」という立場を取っている。
さらには、「皇霊の静謐を守るため」という理由で、研究者ですら陵墓への立ち入りを認めていない。
これでどうやって確実な資料を見つけられるというのであろうか。
そんなに自分達の間違いが分かるのが嫌なのか。
見たくないものからは、何かと理由をつけて目を背ける、お役所体質そのものである。
第26代の継体天皇は、応神王朝が武烈天皇で事実上断絶した時に、越から身を興して天皇家を継いだ、歴史上も非常に重要な天皇である。
その継体の本当の陵墓と思われる今城塚古墳は、陵墓参考地にも指定されず、単なる公園となっている。
「皇霊の静謐」を守ろうとしていないのは誰か、宮内庁には胸に手を当てて良く考えていただきたい。
継体天皇は実は百済の人だったりとか、想像すると楽しいのですがね、、。
宮内庁だけじゃないけれど、何でも先延ばし体質はどうにかしなきゃ。
陵墓を見たくて、学生のころ関西をあちこちまわりました。
陵墓をどんどん発掘調査すれば、おそらく今までの歴史の常識を覆すような発見があるはず。
宮内庁は、それが嫌なんでしょうね。
今の宮内庁の態度が、戦前のファシズムの時代以上に硬直的だなんて、納得できないです。
shimoさんのおっしゃるように、継体天皇や応神天皇が実は百済の人だったり、存在が疑問視されている神武~開化天皇の陵墓が実はただの丘だったり、なんてことがもしあれば、それは、宮内庁のみならず、日本人にとって、ちょっと居心地の悪い事実でしょう。
でも、それでも真実は明らかにされるべきです。
それを意図的に避けるのは、捏造と紙一重と思います。
継体天皇が渡来人というのはあり得る話だし、調査をすると興味深い発見がたくさんあるに違いないと、想像するだけでわくわくしてきます。