ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

ヤジの顛末

2014-06-24 22:31:58 | 政治経済
都議会で塩村文夏議員にセクハラ野次を飛ばした人が、ついに観念して名乗り出ました。
鈴木章裕都議、51歳。さっと名乗り出ればそれなりにまだかっこよかったのですが、、、

昭和25年生まれ位までは、こういう事を言ってしまう方が民間の会社にも少なからずいらっしゃったのですが、50歳そこそこでというのはなかなか珍しい。
こういうことが起こるたびに思うことは、議員さんってなんて感度が鈍いんだろうということ。
もし私が仕事上のデスカッション等でこんな発言をしたらどんな寒いことになるか、想像するだに恐ろしいです。
世の中は日々変わっているわけで、今まではなんでもなかったことが非常識になるなんてことはよくあること。
私は、会社から教育機会もあるし、個人的にも注意をしていますが、1回当選すれば数年安泰という、日々競争環境にない方々は、どうしても鈍くなるのでしょう。
自民党さん、党員教育、相当真剣にヤらないとやばいのでは。

内容もさることながら、そもそもなんのためにヤジが必要なんでしょうか。
言いたいことを言ってすっとするため、ではないでしょうから、やはり自分と立場や意見を異にする相手に対するけん制と妨害が目的なんでしょう。
ハッキリ言って低次元。異なる意見でも最後まで傾聴するっていうのが当たり前、学校でそう習わなかったのですかね。
自民党さん、これを機にいっそヤジ自体を全面的に自粛されたらいかがなものでしょうか。

ご本人、かなり往生際の悪い、自覚のない方のようです。
自民党も、ここらで意識を変えていこうという気があるのであれば、生贄みたいでやや気の毒ですが、党として辞任を迫るべきでしょう。
マスコミも、もし自民党に自浄作用が働かなかったら、しっかり最後まで追い込んでほしいと思います。それがマスコミとしての社会的役割ってものでしょう。

それにしても塩村文夏さん、どこかでお見かけした方と思ったら、以前某人気バラエティ番組出ておられましたよね。まさか議員さんになっているとは知りませんでした。
あの頃とは全くイメージが違って、議会で原稿を棒読みする姿が何とも初々しかったです。
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