走る写真

荒川マラソンの記録証の写真ですが、両手を上げてゴールするおじさんの横で、憮然とした顔でストップウォッチを押している自分がいます。
自分で納得がいかないレースだったという事もあるのですが、でもこれはいけない。せっかくの写真なのだから、笑顔でゴールしなければ。こんな不景気な顔じゃ、喜んでいる隣りのおじさんにも申し訳ないです。

昨年出場した戸田マラソン、小川和紙マラソンもゴール写真つきの完走証でしたが、いずれも俯きかげんでストップウォッチを押してるところが写っていました。時計を見るのを忘れるくらい、嬉しいゴールをしたいものです。

数年前にでたいびがわマラソンは、走っているところを写真を撮って、完走証と一緒に送ってくれました。しかも、100mくらい手前で、「この先で写真を撮りま～す。」と教えてくれるので、歩いている人も走り出すってもんです。

一番良いのは、奥武蔵ウルトラマラソン。ゴールの瞬間を、一人一人写真を撮って送ってくれます。
真夏に75kmを走りきってのゴールです。タイムはどうあれ、感動、至福の瞬間、しかも、全員ゴールテープ付き。まるで自分が優勝したみたいな写真になりました。
もし死んだら、ぜひこの写真を遺影に使ってもらいたいものです。

最近、riadとか、撮影ドットビズとか、レース中に撮った写真をネット上で公開し、販売する会社がありますね。
自分が知らないうちに撮られた写真がネット上に出るって、何かちょっと気持ち悪くないですか。
でも、やっぱりプロの写真って上手なんですよね。
やだな～と思いながらも、「おっ、よく撮れてる。」と、つい買ってしまったことも数回あります。