14冊、9月はあまり読めなかった。。。
「新潮文庫の100冊」「カドフェス」から5冊
◆超常現象: 科学者たちの挑戦 (NHKスペシャル取材班)
さすがNHK。民放と違いあおりなし、視聴率も気にせず、真っ向から超常現象に取組んだ番組作りに好感。幽霊、臨死体験、輪廻、念力、透視、テレパシー、未来予知、一言で超常現象といってもいろいろある。夫々の分野で真剣に謎に取り組んでいる科学者の姿に共感。
マクモニーグルさんは民放のバラエティーで見たことがあるが、確かに本物っぽい。でも、冷戦下の軍事利用ってのが、ちょっと引いた。
◆スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (スティーヴン・キング)
「スタンド・バイ・ミー」、映画も未視聴なのですが、こういう話だったのですね。思春期直前の友情と夫々の家庭の事情が複雑、それも含めて悪ガキの頃のノスタルジックな思い出。以てまわった文章がやや読みづらく、前半が冗長で、少し苦戦した。「マンハッタンの奇跡クラブ」は、メインの老紳士が語る話がホラーっぽくも良い話、クラブそのものの謎は謎のままで、かなり面白かった。
読了日:09月16日 著者:
◆ヒキコモリ漂流記 完全版 (山田ルイ53世)
さすが元神童、文章がお上手、ウ○コの件は名文。それにしてもご両親、特にお父さん、思いっきり子育て失敗しちゃってますよね。お母さんはお気の毒、と、どうしても親の目線になってしまう。それと、あとがきの「ヒキコモリの6年間が、今の自分にどう役立っているか」というインタビューに対する著者の答えが正直で笑える。そんなの、無駄な時間だった、役に立っていないにきまってるじゃん。髭男爵、最近は全くTVでお見かけしないけど、きっとしぶとく生きているんだろうな。
◆死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (門田 隆将)
原発がここまでの状況だったとは、、、改めて、吉田所長以下当時原発で奮闘した人たちに感謝するとともに、吉田所長のご冥福をお祈りします。「福島の50人」、映画化されるみたいですね。あのとき奮闘してくれた人たちの名誉回復につながってくれることを期待します。私も、定年後は福島のために危険もいとわず何かしたいと思わせてくれる本。
◆角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 1 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代
カドフェス本に入っていたので、、、内容的には目新しいことは特になし。
ラノベを2冊
◆りゅうおうのおしごと! 11 (白鳥士郎)
今回は、雛鶴あいをはじめロリコンメンバーとの絡みなし、このシリーズ初の甘々展開。ダブルヒロインながらやや雑な扱いだった「浪速の白雪姫」が一気に形勢逆転。銀子の方は見え見えだったが、まさか相思相愛とは!本命あい、対抗佳香さんと勝手に思っていたのだが、、、安易なラブコメに堕してほしくないと思いつつも、波乱必至の次号に期待。
◆犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー -探偵AI 2- (早坂 吝)
探偵AIシリーズ第二作。登場人物のネーミングセンスや表紙画がVOFANさんであることから、前作は「ん?西尾維新作品?」と思いながら読んだのですが、ポンコツだった相衣も、そこはAI、一気に成長し、早坂さんらしい、コミカルながらも本格ミステリーに仕上がっていました。
援交探偵上木らいちのエロミスシリーズ同様、長く続いてくれることを期待します。
◆ヴェールドマン仮説(西尾維新)
西尾さんのライト・ミステリーと言えば、忘却探偵・掟上今日子シリーズがあるが、それよりはミステリー色やや強め。といってもそこは西尾さん、本筋の謎解きなどどうでもよいと思わせてくれる探偵役の主人公の軽妙な語り口と、なんとも言えないキャラ立ちした登場人物たちが魅力的。
これも「○○○仮説」のタイトルでシリーズ化されることを期待してます。
◆シーソーモンスター (伊坂幸太郎)
「シーソーモンスター」はバブル期の嫁姑対立、「スピンモンスター」は2050年の因縁の天敵友人対立、全然違う話の様でどこか繋がっている、伊坂さんお得意の連作。特に「シーソーモンスター」が伊坂さんらしい楽しい作品で、らしすぎてほとんど展開が読めてしまいました。
どうしても対立してしまう相手のいなし方というか、少しだけ救いのある結末で良かった。これで螺旋プロジェクト3冊目。
◆アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン(小路幸也)
安定の面白さも、堀田家にも少しずつ変化が。かんなちゃん、すずかちゃんももう小学生。永遠の独身貴族と思われた藤島さん(イメージはドラマの井ノ原快彦さん)にもついに春が。一方で、我名人の盟友・ボンさんの死、そしてかずみさんやかずみさんを襲う病魔。でも結末はお約束の「LOVEだねぇ」。さてさて、このシリーズ、何時まで続きますことやら。
◆NHKスペシャル 恐竜超世界(NHKスペシャル「恐竜超世界」制作班)
NHKで2回にわたり放映された恐竜番組の書籍化。2回目のモササウルスの回は見たのだけど、1回目のデイノケイルスの回は見逃してしまったので、、、
子供の頃も夢中になった恐竜だけど、研究が進化しているというか、鳥の直系の先祖である竜盤類獣脚類の恐竜は、生態も見た目もかなり鳥に近いし、魚竜のモササウルスは恐竜じゃなくて蜥蜴の仲間で、しかも胎生とは。
国立科学博物館の「恐竜博」も行ってきました。
◆続 わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑(丸山 貴史)
前作が面白かったので、引き続いて読みました。食物連鎖の頂点に立ち、繁栄して巨大化したものが、環境変化についていけずに滅んだものと、人間(有史以前のホモ・サピエンスを含む)が滅ぼしたもの。人間が頂点に立つ環境に適応して生き残る奴もいる。適応と進化、奥深い。
◆アイドル、やめました。 AKB48のセカンドキャリア(大木 亜希子)
48グループで勝ち残れる人って、さらには48グループを卒業しても芸能界で必要とされる人って、努力はもちろんだけど、それ以外の+αを「持っている」一握りの人なのだろう。ここに書かれているのは、著者も含めて、そうでなかった人の今、でも、彼女らも第二の人生での、ある意味成功者。壁にぶち当たった時の思考回路、方向変換後の行動力がとても面白く、また参考になった。
◆神様と仲よくなれる! 日本の神様図鑑 (大塚和彦)
日本神道、神社好きの私ですが、八百万の神様が分かりやすく解説されていてGOOD!イラストがカワイイ。
「新潮文庫の100冊」「カドフェス」から5冊
◆超常現象: 科学者たちの挑戦 (NHKスペシャル取材班)
さすがNHK。民放と違いあおりなし、視聴率も気にせず、真っ向から超常現象に取組んだ番組作りに好感。幽霊、臨死体験、輪廻、念力、透視、テレパシー、未来予知、一言で超常現象といってもいろいろある。夫々の分野で真剣に謎に取り組んでいる科学者の姿に共感。
マクモニーグルさんは民放のバラエティーで見たことがあるが、確かに本物っぽい。でも、冷戦下の軍事利用ってのが、ちょっと引いた。
◆スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (スティーヴン・キング)
「スタンド・バイ・ミー」、映画も未視聴なのですが、こういう話だったのですね。思春期直前の友情と夫々の家庭の事情が複雑、それも含めて悪ガキの頃のノスタルジックな思い出。以てまわった文章がやや読みづらく、前半が冗長で、少し苦戦した。「マンハッタンの奇跡クラブ」は、メインの老紳士が語る話がホラーっぽくも良い話、クラブそのものの謎は謎のままで、かなり面白かった。
読了日:09月16日 著者:
◆ヒキコモリ漂流記 完全版 (山田ルイ53世)
さすが元神童、文章がお上手、ウ○コの件は名文。それにしてもご両親、特にお父さん、思いっきり子育て失敗しちゃってますよね。お母さんはお気の毒、と、どうしても親の目線になってしまう。それと、あとがきの「ヒキコモリの6年間が、今の自分にどう役立っているか」というインタビューに対する著者の答えが正直で笑える。そんなの、無駄な時間だった、役に立っていないにきまってるじゃん。髭男爵、最近は全くTVでお見かけしないけど、きっとしぶとく生きているんだろうな。
◆死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (門田 隆将)
原発がここまでの状況だったとは、、、改めて、吉田所長以下当時原発で奮闘した人たちに感謝するとともに、吉田所長のご冥福をお祈りします。「福島の50人」、映画化されるみたいですね。あのとき奮闘してくれた人たちの名誉回復につながってくれることを期待します。私も、定年後は福島のために危険もいとわず何かしたいと思わせてくれる本。
◆角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 1 日本のはじまり 旧石器~縄文・弥生~古墳時代
カドフェス本に入っていたので、、、内容的には目新しいことは特になし。
ラノベを2冊
◆りゅうおうのおしごと! 11 (白鳥士郎)
今回は、雛鶴あいをはじめロリコンメンバーとの絡みなし、このシリーズ初の甘々展開。ダブルヒロインながらやや雑な扱いだった「浪速の白雪姫」が一気に形勢逆転。銀子の方は見え見えだったが、まさか相思相愛とは!本命あい、対抗佳香さんと勝手に思っていたのだが、、、安易なラブコメに堕してほしくないと思いつつも、波乱必至の次号に期待。
◆犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー -探偵AI 2- (早坂 吝)
探偵AIシリーズ第二作。登場人物のネーミングセンスや表紙画がVOFANさんであることから、前作は「ん?西尾維新作品?」と思いながら読んだのですが、ポンコツだった相衣も、そこはAI、一気に成長し、早坂さんらしい、コミカルながらも本格ミステリーに仕上がっていました。
援交探偵上木らいちのエロミスシリーズ同様、長く続いてくれることを期待します。
◆ヴェールドマン仮説(西尾維新)
西尾さんのライト・ミステリーと言えば、忘却探偵・掟上今日子シリーズがあるが、それよりはミステリー色やや強め。といってもそこは西尾さん、本筋の謎解きなどどうでもよいと思わせてくれる探偵役の主人公の軽妙な語り口と、なんとも言えないキャラ立ちした登場人物たちが魅力的。
これも「○○○仮説」のタイトルでシリーズ化されることを期待してます。
◆シーソーモンスター (伊坂幸太郎)
「シーソーモンスター」はバブル期の嫁姑対立、「スピンモンスター」は2050年の因縁の天敵友人対立、全然違う話の様でどこか繋がっている、伊坂さんお得意の連作。特に「シーソーモンスター」が伊坂さんらしい楽しい作品で、らしすぎてほとんど展開が読めてしまいました。
どうしても対立してしまう相手のいなし方というか、少しだけ救いのある結末で良かった。これで螺旋プロジェクト3冊目。
◆アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン(小路幸也)
安定の面白さも、堀田家にも少しずつ変化が。かんなちゃん、すずかちゃんももう小学生。永遠の独身貴族と思われた藤島さん(イメージはドラマの井ノ原快彦さん)にもついに春が。一方で、我名人の盟友・ボンさんの死、そしてかずみさんやかずみさんを襲う病魔。でも結末はお約束の「LOVEだねぇ」。さてさて、このシリーズ、何時まで続きますことやら。
◆NHKスペシャル 恐竜超世界(NHKスペシャル「恐竜超世界」制作班)
NHKで2回にわたり放映された恐竜番組の書籍化。2回目のモササウルスの回は見たのだけど、1回目のデイノケイルスの回は見逃してしまったので、、、
子供の頃も夢中になった恐竜だけど、研究が進化しているというか、鳥の直系の先祖である竜盤類獣脚類の恐竜は、生態も見た目もかなり鳥に近いし、魚竜のモササウルスは恐竜じゃなくて蜥蜴の仲間で、しかも胎生とは。
国立科学博物館の「恐竜博」も行ってきました。
◆続 わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑(丸山 貴史)
前作が面白かったので、引き続いて読みました。食物連鎖の頂点に立ち、繁栄して巨大化したものが、環境変化についていけずに滅んだものと、人間(有史以前のホモ・サピエンスを含む)が滅ぼしたもの。人間が頂点に立つ環境に適応して生き残る奴もいる。適応と進化、奥深い。
◆アイドル、やめました。 AKB48のセカンドキャリア(大木 亜希子)
48グループで勝ち残れる人って、さらには48グループを卒業しても芸能界で必要とされる人って、努力はもちろんだけど、それ以外の+αを「持っている」一握りの人なのだろう。ここに書かれているのは、著者も含めて、そうでなかった人の今、でも、彼女らも第二の人生での、ある意味成功者。壁にぶち当たった時の思考回路、方向変換後の行動力がとても面白く、また参考になった。
◆神様と仲よくなれる! 日本の神様図鑑 (大塚和彦)
日本神道、神社好きの私ですが、八百万の神様が分かりやすく解説されていてGOOD!イラストがカワイイ。
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