オーケストラの総譜を読むのに一番困るのは、移調楽器の問題だと思われる。
その点、私はフエ吹きで本当に有利だったかも知れない。
リコーダーの譜面は実音譜で、ソプラノやテナーのC管はそのままでも、F管、D管
たまにはG管を持った場合にも、ト音記号ヘ音記号の実音譜を見て演奏しなければならない。
昔は、今はほとんど見ない調性の楽器が一杯あって、C管のクラなんかはともかく、
ホルンやトランペットは様々な調で書いてあって、曲中で変更になることも多い。
あと、ハ音記号を乱発する人も結構困る。
写真のロシアの復活祭は、オーケストレーションの神様リムスキー・コルサコフの
曲で、一般的な、ホルンはF、ラッパはBb(一部A)なので大変読みやすい。
こういうの死ぬまで続けていくのか・・・。