先週末は国枝俊太郎さんのコンサートを聴きに東京へ。
茶色にステインされた楽器は、なんとロット作のオリジナルで、今までよく
生きながらえてくれたと拝みたくなるような貴重な楽器。
長い方はフルートダモーレでH管。
これがまた渋い音色の素敵な楽器でオジサンはイチコロ。
バカ面は晒したくないけど、記念ということで。
俊太郎君と初めて会った時はまだ中学生で、時は流れて早30年。
打ち上げにも参加させて頂いて、初めて酒を酌み交わし、初対面の古楽オタクの
方々とも楽しくお話しさせて頂いた。
30年来の大ファンだったチェンバロの加久間朋子さんともお話しできて大感激。
外房で一緒にコンサートをと言ってくれるのはありがたいけど、カネと集客が
シンドイよなあ。
明くる日は千葉県生まれなのに行ったことがなかった『笠森観音』へ寄り道。
ここ凄いですよ。
巨木に囲まれた参道を息を切らせて登って行くと、見上げるような観音堂が。
登ると素晴らしい絶景だけど、きしむ床板の隙間からは、はるか下の岩山が
見えて結構怖い。
招き猫がびっしり並ぶ土産物屋のオヤジ(坊さん?)のクソ真面目ウンチクが
滅茶苦茶おかしくて、突っ込みたくなるのを自重するのが大変だった。
その後は夕方までバンドの練習で、楽しかったけどへとへと。
さあ、週末の本番に向けて頑張ろう。