録音しておいた『古楽の楽しみ』は、珍しくバッハカンタータのライブ。
バッハは、合唱に過酷な器楽的音型を要求する事が少なくないので
高速演奏するには限界がある。
でも、今回のルネ・ヤーコプスも速かったねえ。
本当にそのスピードで演奏したいと思ってる?
随分前、ガーディナーがロ短調ミサを、超高速で突っ走ったのを聴いて
激しい違和感を持ったのを思い出した。
今にも止まりそうなブルックナーを指揮していた、晩年のチェリビダッケ
をイイとは思わないけど、巨匠指揮者はトシヨリになるに連れて遅くなる
ヒトが多い。
オレもトシってことか(涙)。