日曜日に、ハーモニー練習に使用したコラール集の最後は、バッハのマタイの
メインコラール『血にまみれし御頭』であった。
この曲は、大袈裟ではなく、私の音楽人生の方向を決定付けた1曲である。
キリストの最後を描いたマタイ受難曲の中心コラールが、クリスマスオラトリオの
最終曲でも使われているのを聞いたときの衝撃は、今でも忘れない。
もう、昔々の中1の冬休みである。
今から思えばヘンな中学生だったかもしれないが、その後今までバッハ漬けに
なってしまった、きっかけであった。
久しぶりに思い出した。
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