コンサート当日は心配された雨も降らず、思った以上にお客さんも来てくれて無事終了した。
打ち上げは、指揮者の方が経営されているお店で行った。
タクシーで帰れる時間までと思っていたのに、夜中の２時過ぎまで飲んでしまい、こんなことも
本当に久しぶりで、とても楽しく過ごさせて頂いた。
このお店が凄いのは、常備されているモルトの数が半端無く多いことで、見たこと無い
ボトラーズがずらっと並べられていた。
アイラが好きだと言うと、サービスで『ボウモア』を一杯頂いたが、なんと現地から樽ごと
買ってきて、お店で熟成させている代物であった。
すごいお店が近所にあって驚きである。
昨日、ヒグラシのことを書いたせいか、今朝、今年初の鳴声を聞いた。
最盛期には林中が鳴いているのかと思うほどだが、今朝は１匹であった。
まだ薄暗いなか、ウグイスやホトトギスの鳴声と一緒にか細く聞こえて、いいものである。
写真は、いささか伸びすぎた庭の『ガウラ』だが、ミツバチが何十匹もたかっている。
一時、大量に死んでしまうと問題になっていたが、御宿にはたくさんいるようだ。
午後からは、演奏会である。
緊張して眠れないというメンバーもいたが、良いのか悪いのか、私は緊張感ゼロである。
ソロもあるし、メイッパイ吹いてこよう。
御宿は、今日海開きであった。
青空で気温も高いものの物凄い風で、そのせいか海辺にはあまり海水浴客はいなかった。
プランターのトマトも、太い枝が途中から折れてしまった。
青い実が沢山付いていたのに。
これからお盆まで、一年の中で町が一番賑わう季節である。
人が多くなるのは嫌だが、それも海側だけで、丘の上の我家周辺は静かなものである。
そろそろ、ヒグラシも鳴き始めるだろう。
どうも週初めから体調が悪かったが、なんとか持ち直してきたようだ。
晴れ間に庭に出ると、カマキリの子供が壁にとまっていた。
プランターに差しておいた卵から生まれた小さなカマキリ達は、いつのまにか姿を消して
しまっていたので、久しぶりの再会である。
庭のバラは、黒点病やうどん粉病にやられた上に、チュウレンジバチの幼虫をはじめとする
様々なイモムシ類にもたかられて、手でとるにも限界がある。
カマキリ君、存分に活躍してくれたまえ。
プランターの野菜類が大きくなってきた。
今回は、ナスと二種類のトマトを収穫して、パスタとサラダにして頂いた。
自前の野菜なので、贔屓目もあるがおいしく感じる。
特にナスは見た目がピカピカでとてもきれいであった。
ピーマンも大きくなっているが、黄色ピーマンのはずなのに、いまだに鮮やかな緑色のまま
なので、しばらく様子を見てから収穫するつもりである。
先月初めに植えたオールドローズ、『つるスヴニールドゥマルメゾン（上）』が咲いた。
初のオールドローズは、とても繊細で大満足である。きれいだなあ。
マルメゾン庭園の思いでという名前からして素敵だが、病気には大変弱いらしいので管理が
大変かもしれない。
イングリッシュローズの『グラミスキャッスル』も初めて開いた。
これもオールドローズっぽくて、期待以上にかわいらしい。
次は何が咲いてくれるだろうか。
通っている吹奏楽団のコンサートは、御宿の公民館でやる予定であったのが、選挙日と
重なってしまい、急遽町外れの体育館で行うことになった。
古楽はともかく、サックスを人前で吹くのは何年ぶりだろう。
事務関係に八面六臂の活躍をしている代表の方が、きれいなポスターも作ってくれた。
頭がさがります。
まあ、ブラスバンドなので歌謡曲を演奏しても構わないが、『服部良一メドレー』をいつも
やるらしい。？？？と思っていたら、勝浦中学校の校歌を作曲したのが服部良一であった。
イロイロ縁があるものである。
隣で吹いている若いHさんは、服部良一メドレーの曲を『一曲も知らない』と言っていた。
そうですか。青い山脈も知らないんだ。
御宿では『デイゴ』の樹を植えている家が多い。
私の好みとは対極にある樹だが、ワシントンヤシが街路樹として植えられている町の雰囲気
には、若干ミエミエ過ぎる気もするが、まあマッチしている。
デイゴの花が多い年は台風も多いそうで、見慣れない真っ赤な梢を見ていると、不安にも
なる。
庭に植えようとは思わないが、南国気分を味わえて悪くない眺めである。
