御宿ひぐらし日記

田舎暮らしをはじめて、、日々の閑話、、

積雪

2022-02-11 11:04:45 | 日記・エッセイ・コラム

       

外が見えないので、平地に降雪があったのかどうか分からない。   

  

朝の院内散歩中に、山に雪が積もっているのが見えた。

   

山を見て思い出したことがある。

    

高校の中頃から大学の終わり頃までの数年間、房総の山々に通って

いたことがあった。

   

低くてつまらないと悪評高い山を自分で確かめたくて、最初は登山道を

登っていたけど、確かに面白く無かった。

    

何回か通った後、登山道を無視して地図を見ながら尾根を直登すると

いう、あまりススメられないことを始めた。

    

どこも山の規模が小さいので、迷ってもたかが知れている。

    

じきに飽きてしまったが、せっかく房総に住んでいるので、足腰立つ

うちにリトライしてみたい。

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LOVE

2022-02-10 15:52:33 | 日記・エッセイ・コラム

      

昨年の入院はシンドかったけど、あらかじめ期間が決まっていたので

チョットは気が楽だった。

   

なので、結構譜面を書いたけど、今回は入院4週目に突入しても退院の

目途が立たない。

    

と思ったら、若干のヒカリが。

   

確定では無いけど、15日か、その1週間後までにはシャバに出られる

可能性が!!

    

嬉しい!!

   

なので、沢山準備してあった曲の中から、ナット・キング・コールの

『LOVE』を。

    

メデタイ感じがいいね。

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フランスバロック

2022-02-09 10:48:10 | 日記・エッセイ・コラム

 

毎日6:00起床で即点滴が日課。

    

FMで『古楽の楽しみ』が始まる時間。

    

今週は18世紀のフランスバロック。

    

30年近く前、フエの師匠に弟子入りした頃は、テレマンやエイクの

曲をどれだけ正確に速く吹けるかに命をかけていた。

    

恥ずかしい。

  

しばらくして、フレンチの曲を知るにつけ、どっぷりりはまってし

まった。

    

兄弟弟子とドルネルの曲を合わせて、イネガル(スイングみたいな

不均等リズム)やフラットマン(フィンガービブラート)を必死に

合わせたのが懐かしい。 

    

久しぶりに聴いたけど、気が付いたら涙が出ていた。

   

えっ!!、ドルネルやオトテールを聴いて泣く??

    

はやく元のアタマ(?)に戻りたいよ。

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耳せん

2022-02-08 14:58:59 | 日記・エッセイ・コラム

      

今の入院フロアは、患者さんの入れ替わりが激しい。

   

タイミングによっては、血圧と脈拍を表示するスタンドみたいのが

廊下にずらりと並んで、深夜になるとそこら中でピーピー鳴り始める

ことがある。

   

私のベッドは廊下よりなので、とてもじゃないが眠れない。

   

看護師さん達と相談して、普段は開けっ放しの部屋のドアを閉めて

耳せんをしてなんとか眠れた。

   

辛い午前2:15。

    

    

今日から入院4週目。

   

先が分からないのはシンドイよ。

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EMIのセラフィム

2022-02-07 11:26:06 | 日記・エッセイ・コラム

父はクラシックファンで、私が小さい頃、真空管アンプでLPを

聴いていた。

    

小学校低学年の私は「うるさい」と大変イヤがっていたそうだ。

    

中学生になり、それらのLPを聴くようになって印象深かったのは

当時のEMIの廉価版であるセラフィムの名盤達。

   

最近は、アマゾンのデータでイロイロ購入できる。

   

もう随分前に買ったのが、プレートルのサンサーンス3番。

   

ウン十年ぶりに聴いてみると、やはりパリ音楽院管弦楽団がなんとも

いえない。

   

クリュイタンスのラベル(大名演)も聴きたくなった。

    

フランス人って、ミュンシュを筆頭になんでこんなに燃えるのか。

    

パリ管が急速にインターナショナル化してしまって、悲しく思っている

ヒトは一杯いると思う。

   

昔の、ゲバントハウス、チェコフィルとか今聴いてもイイよね~。

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テイスティーコーヒー

2022-02-06 10:51:01 | 日記・エッセイ・コラム

   

一瓶目のインスタントコーヒーは、アッという間に飲んでしまった。

    

はや過ぎか。

   

酒抜き生活なので、カフェインの刺激くらいは欲しい。

    

味目当てでは無く、完全にカフェイン目当てなので、前回(右)の

半値以下のUCCコーヒーを買ってみた。

   

・・・ウ~ン、半値だからね、仕方ないか。

    

     

昔、ドイツへワインを呑みに行ってた頃、ラインガウやモーゼルの

リースリングは日本で呑むのとあまり変わらないのに、フランケンの

ワインは、印象が全然違って、しかも街毎に多種多様なのに驚いた。

    

日本では見たことない、若干にごり気味の微発砲のフランケンワインを

目の前にして、現地のヒトはすぐに慣れますよと言う。

   

驚くべき事に本当にすぐに慣れた。

   

UCCにも同じ事を祈る。

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マニフィカト

2022-02-05 11:55:01 | 日記・エッセイ・コラム

      

この病院では、21:00消灯、6:00起床。

   

三週間近く居るとさすがに慣れた。

    

私は起きて即点滴。

    

寝惚け眼でradikoをonするとバッハのマニフィカートが。

   

あれっ、『受胎告知(最近は神のお告げと言うらしい)』って、来月じゃ

と思ったら、別に深い意味は無く流していたらしい。

    

重厚長大がトレードマーク(?)のバッハにしては、この曲は制約された

中での研ぎ澄まされたような表現に凄みさえ感じる。

    

バッハの最高傑作というヒトも少なくない。

    

私も最近はそう思う。

   

この曲は話題が多い。

   

素晴らしい改作前の変ホ長調版や、その中で完全な形では残されなかった

曲のハナシ等々書きたいことは一杯ある(一般のヒトには全く興味が

ないと思われるけど)。

     

今回はマニフィカートについてではなく、最近気になるシャイベのことを

書きたい(長くなりそうなので、興味ない方はこの辺りで切り上げて

ください)。

   

シャイベはバッハの弟子であったくせに、後にその作品を痛烈に批判

している。

   

私は子供の頃、センスのないやつだ。お前のせいでメンデルスゾーンが

取り上げてくれるまで、バッハは干されたと思っていた。

   

ただ大人になって当時のことを考えると、ルソーの啓蒙的な考え方が

一般的になる中、バッハの事を時代遅れの作曲家と言うのは、仕方

なかったのではと思う。

   

旋律とその伴奏的な、わかりやすいホモフォニーでギャラントな音楽が

好まれつつある時代に、声で器楽的なフーガを歌わせるのはさすがに

マズかったのだと思う。

   

でも、バッハは当時の先進的な大天才であるペルゴレージの音楽を

よく知っていて、『悲しみの聖母』を自ら書き直したりしてる。

   

『オレ、時代遅れかも知れないけど、このまま行くもんね』という自覚が

アリアリだったに違いない。

   

私たちにしてみれば、それで大正解。

   

バッハが鍵盤の左手でアルベルティバス(ドソミソみたいな)を弾いて

右手でクリスティアン・バッハみたいなメロディを書き出したら世も

終わりである。

   

終わりよければ全て良し。

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散歩

2022-02-04 10:44:03 | 日記・エッセイ・コラム

      

お世話になっている地元のF先生が、もったいない事にMessengerで

時々アドバイスを送ってくれる。

    

今朝は、運動した方がイイよと助言を頂いた。

   

確かに。入院して2週間以上、トイレに行くかコンビニに行くか以外は

座ったまま。

   

元気な時には山の中を10キロ以上走っていたのに、これはマズイ。

   

看護師さんに訊いてみると、同一フロア内を散歩するのはOKという

ことなので、早速実行。

   

すぐに盛り上がってしまうタチなので、2時間タイマーを掛けかけた

けど、すぐに冷静になって40分歩いてみた。

   

これは気持ちイイ。

   

腹に管が入らない限り、1日2~3回は続けたい。

    

    

 

女子アイスホッケーを観た。

   

体格差をものともしないプレイで、本当に見事な勝利。

   

スゲー練習したんだろうな。

   

これなら、グループ内1位は確実じゃないの。

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死と乙女

2022-02-03 10:08:16 | 日記・エッセイ・コラム

     

入院してからは、なるべくアタマを平安に保とうと、刺激的な音楽を

聴くのは意識的に避けてきた。

    

やっぱ、『死と乙女』はまずかったよな。

   

シューベルトは不思議な作曲家で、気を抜くと魂を持って行かれる

ような曲が多い。

    

いつどこで読んだのか全く思い出せないけど、辻邦生がこの曲を聴くと

死んでもイイと感じると書いていたのを思い出した。

   

まあ、彼も晩年は辛かったからね。

   

古楽器奏者の私としては、テルプシコルド四重奏団の演奏を推すべき

なんだろうけど、もうこのトシになるとあまりに過激な演奏は心臓に

悪い。

   

一般的には(とは言ってもホントはよく知らない)、旋律的音程の

取り方をやめたアルバン・ベルク四重奏団とかがオススメなんだろう

けど、2楽章がね。

   

Andante con motoってもっとはやいよね。

   

遅く弾きたい気持ちは分かるけど。

   

今日はおとなしくしています。

 

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ミヤモト

2022-02-02 13:51:43 | 日記・エッセイ・コラム

 

      

今朝、隣のOさんと朝の挨拶をすると「昨日サッカー見た?ミヤモトの

ゴール良かったね」

      

???、あっ南野か。

   

しかし、昨日は本当に久々にスカッとした。

    

私は、ド素人が見てもイイ選手が一流選手なんだと思う。

  

田中、遠藤、守田、惚れ惚れしてしまう。

     

でも、昨日の一番の収穫は、権田がサバンナの高橋に似ているのに

気が付いたことであった。

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2022-02-01 16:03:13 | 日記・エッセイ・コラム

     

昨年入院した部屋からは見事な海が見えた。

   

アタマを平穏に保つには、役に立つことこの上なかった。

   

今回はムリを言ってベッドを確保して貰ったので、3人部屋で

海は見えない。

       

入院して2週間。

    

同室の方は、常識的で本当にイイ方ばかりだけど、遠くの部屋では

夜中に絶叫するおじいさんや、それに文句をいうおばあさんもいる。

    

私の治療方針はやっと明後日に決まるらしく、あとどのくらいここに

いればイイのか。

   

スイマセン、たまには弱音を。

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