退院後、坊主頭にするのを後押しして貰った(?)、何故かサックスを
吹かされているヴァイオリニストの石田さん。
インタビュー記事を見つけて読んでいたら、自らは感覚で演奏するタイプ
とのこと。
全ての基礎をクリアした後の話なんだろうけど、うらやましい限り。
好き嫌いは別にして、カラヤンやブーニンみたいなある種の天才にしか
出来ない業。
古い音楽を始めた当初、トリルは上の音から、前打音は拍の前に出す等々
モダンの音楽とは真逆の約束事について、全く知識がなかった。
まあ、半世紀近く前だからね、仕方ないけど。
それ以来、演奏と勉強を平行して続けていかないと、恐くて吹けない。
だから、別の音楽、カッコ良ければそれで良しの、極論を言ってしまえば
なんでもアリのジャズに、こんなにも惹かれるのかもしれない。
両方共、はやく吹きたい~~。