梅雨の中休みの とある日 森林浴に行って来ました
蒸し暑い日でしたが 森の中の木々の下はヒンヤリと涼しくて気持ちがいいですね
森の中の植物たちです
ネムノキ:ネムノキ科
梅雨の頃から盛夏にかけて咲く花は繊細で美しいですね
長く伸びた糸状のものはおしべです
背が高いので花をアップで撮ることは出来ませんでした
ラクウショウの気根:スギ科
水辺の湿地帯にこの様なものが沢山出ていました
ラクウショウはの特徴の1つは、気根の形成です
池や沼、過湿地では独特の気根を形成しますが 適潤地や乾燥地では気根を出しません
コウゾ:クワ科
ミツマタと共に和紙の原料になっています
コウゾの果実は集合果で 甘味があって食べられますが・・・
花糸部分が残っていて 舌触りが悪いので クワの実のように美味しくはありません
タブノキ:クスノキ科
枝葉には粘液が多く、乾かして粉にするとタブ粉が採取されます
タブ粉は線香や蚊取線香の材料の1つ(粘結材)として用いられています
樹皮や葉は染料に用いられていたそうです
大木に大きめの果実が鈴なりです
キササゲ:ノウゼンカズラ科
中国原産
日本各地の河川敷などの湿った場所に野生化した帰化植物
黄色の内側に紫色の斑点がある花を咲かせます
カツラ(桂)
黄葉も美しいですが 若葉の色も大好きです
知りませんでした
第一回直木賞受賞 川口松太郎の長編小説「愛染かつら」で
ヒロインの「高石かつ枝」が「津村浩三」と、菩提寺の「カツラ」の木の下で永遠の愛を誓ったそうです
と言うことは・・・愛染かつらのカツラはこの「カツラの木」の事でしたのね
意味も分からずに聞き流していましたが意外な発見をしました
ナツメ:クロウメモドキ科
中国では良く食べられています
果実はチョットだけリンゴに似ています(スカスカのリンゴの味です)
ホタルブクロ:キキョウ科
ベニバナ:キク科
昔から染色に利用されている花です
ネムの木 ギボウシ
ホタルブクロ 赤ら柏