毎年このブログへ載せているケシの花、毎年全く同じでないから許されたい。
カリフォルニアポピーは花が終わると細長い種のさやができ、これがどこにでも芽を出す。特に石畳の間に生えると移植できなくて本当に困っている。花は可愛いが2-3日で終わってしまう。
このダブルの花は毎年1-2本は出てきて、ポピーの女王様。背丈も優に1メートルを超え、たまには2メーター近くになる。これらの花の種にはオピアムが含まれているから、日本では栽培禁止植物。英国にはこの規制がないから今どきあちこちの前庭で華麗に咲いている。
赤のポピーはやっぱり一番華やか、数年前直径20センチくらいの真っ赤な玉になったポピーがあった。その種を大事に取っておいて毎年撒いているが全く同じ花は咲かない。
一重のポピーでもそれぞれ色は少しづつ違う。
ひなげしにはオピアムは含まれていない。ヨーロッパの各地ではこのひなげしを農場一面に植え、種をケーキやパンに入れて焼くため、農家の主要収入源の一つ。
この桔梗様の青い花はカンパニューラ(ベルフラワーともいう)種が勝手に落ちてどこにでも咲く。
2011年キャンパーでエストニアへ行った時、田舎の道端にいっぱい咲いていた。誰が植えたのでもなさそうだから、原産地がヨーロッパ北方なのかもしれない。南ヨーロッパでは見たことがない。
温室育ちの孔雀サボテンがやっと咲いた。この花の思い出はもう20数年前、トルコへバックパックで行った時、田舎の家の前にこの花が咲きこぼれていて、同行の従姉と きれいねぇ と眺めていたら怖い顔のおばさんがナイフ片手に玄関から出てきて、2本枝を切って何も言わずに私たちにくれた。
本当は優しいおばさんだったのだろう。それ以来私の温室で増やしている。
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