グリーンパークはバッキンガム宮殿の後ろに広がるが、宮殿前にはグリーンパークの半分くらいのセントジェームスパークがある。
このパークは真ん中に大きな池があり水鳥がたくさんいる。一年中人間に囲まれているからどの鳥も人を怖がらない。
公園に入ってすぐペリカンのグループがカメラに囲まれていた。餌をねだっていたのだろうが誰もやってなかった。
池池の向かい側にまた象が1頭、水を飲みたい様子で設置してあった。ほかにも数頭いるらしいが池のこちら側からでは見当たらなかった。
最近の園芸の流行としては野生の花を植える、野の花の種を植えるなどテレビの豪華なお屋敷の庭もこんなロンドン中心部の公園も変わらず、野の花が咲き乱れている。
アザミやディジー、キャンピオンはピンクも白も今が一番見どころ。このキャンピオンは私が初めて英国に着いた1972年6月から一人でヒッチハイクへと旅立った1日目、道端に咲き乱れていたピンクの花に心奪われ一枝採ってバス停に行ったところ、ローカルのおばちゃん2人がニコニコして花の名前を教えてくれた。今では日本でも園芸種として種が売られているそうで。
この池の周囲はすべて野生の花で埋まっていた。
庭師が丹精している園芸花は野生種と道の反対側にあり、この一本の花から多色の花の咲くSweet wiliam (なでしこ)はやっぱり野生では見られないあでやかさ。
此花ビューティベリーは秋になるときれいな紫色の小さな実がなり小鳥が好んでついばむ。日本にいる時からこの紫の実は良く知っていたが花を見たのは初めてだった。
池の対岸の野生の花は黄色のディジーと矢車草の紫、赤いフィールドポピーととってもカラフル。わが家の近くのベッケンナムプレースパークと同じお花の種をまいたものらしい。
この池のほとりにただ一軒だけ建っているコッテージの庭にはこんなかわいい花や、
私の好きなビロードモウズイカが咲いている。
どんなに遠くからでも目立つ青紫はトリカブト、これは日本語名しか知らない。
湿地帯に群生するGreat willowherb(ヤナギラン、アカバナ)は池のほとりで花盛り、花の終わった後には白い絹糸のような種が風に吹かれて漂う。
ガーデナーが丹精込めて植えたであろうGiant Viper's-bugloss 高さも3-4メータ、木のサイズの割には花がとっても小さい。
色とりどりの園芸種の花には目を奪われる。
パークを出たばかりの道路で馬でパトロール中のポリスマンを見かけた。 彼らはデモなどがあると大活躍する。
公園を出たところでもう1時過ぎ、2年ぶりで会った日本人の友達2人と近くの中華街ソーホーへ繰り出した。
以前は中国の祭日に提灯を飾っていたが今では年中この激しさ。それでもコロナ禍で人通りは2年前より少なく感じる。
まだ長男が小さい時だから、随分前ですが、その美味しかったこと!
オレンジ色のソースの酢豚は絶品でした。あのソースはなんだろう?と今でも思い出す時あります。あんずのソースかしら?!
お花もとっても綺麗ですが、‘花より団子’の私は食べ物に心がいってしまいます。スミマセン。
花より団子は皆同じです。
それでもあなたにはご主人との思いでがあるから、なおのこと当時食べた酢豚が思い出の中で拡大されているのかもしれません。
デモやっぱり中華料理おいしいですよね。私たち3人で飲茶で満足しました。ポールとの中華街の思い出は、せっかくなのにカレーを注文してそのまずさにガッカリしていたのを覚えています。中華のカレー!!