昨晩のF1特番は楽しかった。どうも、ren.です。
でも、マンセルがほとんど狂言回しなのは、ファンとしては憤慨。いや、正しい扱いだと思うけれど(w
さて、すでに誰もついてこれない話題になっている「MAGIUS」について(w
前回、MAGIUSが汎用TRPGシステムであることは、お話しました。
汎用システムとは、このルールを共通として使ったゲームが、多く出ているということです。
MAGIUSのシステムとは、サイコロの振り方のルールです。
……本当にコレだけです(w あとは能力値についてだけ。
能力値とは、大まかにキャラクターの身体能力や技術力を、数値で表すための項目です。
MAGIUSですと、筋力やスタミナを表すB(ボディ)、手先の器用さやすばやさを表すT(テクニック)、そして頭の良さや感覚の鋭さを表すM(メンタル)の3つです。
そして、肝であるサイコロの振り方(通称、マギ振り)は、技能のある判定時には、ダイスを3つ振って任意のもの2つを選択できる、というもの。技能がなければ、2つしか振れません。
……と、まあ、本当にMAGIUSとはコレだけなんです。写真一番上にある「スタートブック」の内容にして16ページ分。ちなみに430円。
そりゃ、売れないわな!!(w
コレだけのルールなんですから、それぞれのサプリメントに載せてよかったと思います。わざわざ分冊にすることなんてなかった。
1995年のMAGIUS発表当時、GURPSという優れた汎用システムが普及し始めており、それに追随できるかと期待したTRPGファンがスタートブックを買い、絶望と怒りに見舞われました。「なんだコレは!」と。
さらに、メディアミックスで多く出版された「スレイヤーズ」「天地無用」「エヴァンゲリオン」といったサプリメントは、RPGというよりもゲームブックやボードゲームの感覚のものがほとんど。
私も「スタートブック」と一緒に買った「宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコRPG」と「モンスターメーカー学園RPG」を手に、呆然としたものです。
こんなだから、"はてなダイヤリー"には「自称汎用TRPG」と一言しか書かれないんだ(w
富士見書房は「ソードワールド」を始め、「ドラゴンマガジン」でTRPGに明るい出版社……というイメージが、ここで一度壊されてしまったといっても過言ではないでしょう。
しかし、このサプリメントには、今のTRPG界を代表するような人たちが関わっています。藤浪智之や、当時は山北篤率いるF.E.A.Rの鈴木猛など。他に賀東招二なんて名前も。
そして、新創刊された「RPGドラゴン」誌上で、新たな展開が巻き起こります。「MAGIUSゲームデザイン・コンテスト」です。
MAGIUSの基本システムを誰が作ったのかは不明ですが、朱鷺田祐介がサポート記事を書いたりしています。
このコンテストから、優秀作として「町内防衛隊RPG」が出版されています。
こうしてMAGIUSは「オリジナルTRPG支援ツール」という、極めて珍しい存在となる可能性を見せました……が、ここで富士見書房はあっさりとこの路線を棄却。
その後は新作も発表されず、コンテストも第2回は行われないまま、歴史の闇へと落ちていったのです。
しつこく続きます(w
でも、マンセルがほとんど狂言回しなのは、ファンとしては憤慨。いや、正しい扱いだと思うけれど(w
さて、すでに誰もついてこれない話題になっている「MAGIUS」について(w
私の所持しているMAGIUSたち
前回、MAGIUSが汎用TRPGシステムであることは、お話しました。
汎用システムとは、このルールを共通として使ったゲームが、多く出ているということです。
MAGIUSのシステムとは、サイコロの振り方のルールです。
……本当にコレだけです(w あとは能力値についてだけ。
能力値とは、大まかにキャラクターの身体能力や技術力を、数値で表すための項目です。
MAGIUSですと、筋力やスタミナを表すB(ボディ)、手先の器用さやすばやさを表すT(テクニック)、そして頭の良さや感覚の鋭さを表すM(メンタル)の3つです。
そして、肝であるサイコロの振り方(通称、マギ振り)は、技能のある判定時には、ダイスを3つ振って任意のもの2つを選択できる、というもの。技能がなければ、2つしか振れません。
……と、まあ、本当にMAGIUSとはコレだけなんです。写真一番上にある「スタートブック」の内容にして16ページ分。ちなみに430円。
そりゃ、売れないわな!!(w
コレだけのルールなんですから、それぞれのサプリメントに載せてよかったと思います。わざわざ分冊にすることなんてなかった。
1995年のMAGIUS発表当時、GURPSという優れた汎用システムが普及し始めており、それに追随できるかと期待したTRPGファンがスタートブックを買い、絶望と怒りに見舞われました。「なんだコレは!」と。
さらに、メディアミックスで多く出版された「スレイヤーズ」「天地無用」「エヴァンゲリオン」といったサプリメントは、RPGというよりもゲームブックやボードゲームの感覚のものがほとんど。
私も「スタートブック」と一緒に買った「宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコRPG」と「モンスターメーカー学園RPG」を手に、呆然としたものです。
こんなだから、"はてなダイヤリー"には「自称汎用TRPG」と一言しか書かれないんだ(w
富士見書房は「ソードワールド」を始め、「ドラゴンマガジン」でTRPGに明るい出版社……というイメージが、ここで一度壊されてしまったといっても過言ではないでしょう。
しかし、このサプリメントには、今のTRPG界を代表するような人たちが関わっています。藤浪智之や、当時は山北篤率いるF.E.A.Rの鈴木猛など。他に賀東招二なんて名前も。
そして、新創刊された「RPGドラゴン」誌上で、新たな展開が巻き起こります。「MAGIUSゲームデザイン・コンテスト」です。
MAGIUSの基本システムを誰が作ったのかは不明ですが、朱鷺田祐介がサポート記事を書いたりしています。
このコンテストから、優秀作として「町内防衛隊RPG」が出版されています。
こうしてMAGIUSは「オリジナルTRPG支援ツール」という、極めて珍しい存在となる可能性を見せました……が、ここで富士見書房はあっさりとこの路線を棄却。
その後は新作も発表されず、コンテストも第2回は行われないまま、歴史の闇へと落ちていったのです。
しつこく続きます(w