肩こりと腰痛がひどいren.です。
これも天候が悪いためでしょうかね。幸いひどい片頭痛は出ていませんが。
さて「THE零戦」、とりあえず日本軍サイドのハードも見通しが立ちました。
どうも難易度が上がると、単純に敵機の耐久度が上がるだけではなく、回避率も上がっているようですね。それとも自機の機関銃の当たり判定が小さくなっているのでしょうか。
昨日のエントリのプチ攻略ですが、ちょっとだけ補足。
日本軍5面ですが、かなり運の要素も大きいですね。終盤に残った敵機が、戦闘空域の広いところに散らばってしまう場合と、そう遠くない場所に固まってくれている場合があります。B24を倒した後は、味方機の位置にも注意して、ホットスワップできない場所にいる敵機に向かいましょう。
今回は「THE零戦」のまとめとして、よく言われるこのゲームの否定的意見についていつも通り考察してみましょう。気に入ったゲームなので、ちょっと信者っぽい反論で(w
ボリュームが少ない
私も再三これについては書いていますが、ハードまで遊んだ感想では「まあ、この程度で十分かな」という内容です。プレイ時間にしてみれば、ここまで20時間は遊んでいますから。
この上「簡単すぎる」という意見には、一応反発しておきます。ハードまで簡単にクリアできるという人は、よほどフライトSTGに慣れた人だと思いますから。
普通の人ならイージーで爽快に遊べても、ノーマルからはテクニックの上達が必要ですし、敵機を倒す戦略なども考えなければいけません。
日米両サイドを別ゲームとすれば、全20ステージありますし、SIMPLEシリーズにおけるボリュームとしては、及第点だと思います。
個人的にはエンドレスで遊べるサバイバルモードがあると良かったとは思いますが。
どの面も単調でやることが同じ
でも、フライトSTGって、大体こんな感じじゃないでしょうかね。全滅させるか、目標物を倒すか。
ドラマチックなストーリーもありませんし、一応史実モノっぽい雰囲気を感じさせていますから、とんでもない巨大なボスを出したりも難しいでしょう。
まあ、サターンの「ウィングアームズ」のように、むちゃくちゃ手強い爆撃機や戦艦を登場させるという手もあったでしょうけどね。
しかし、「THE零戦」はドッグファイトが魅力のゲームですから、わらわらとたくさんいる敵機をばったばったと撃ち落していく、零戦無双な感じがあっていると思いますよ。
あ、ならライバル機が一機いたらよかったのかもね。「ガングリフォン」の黒いチューリップみたいに。でも「バトルガレッガ」のブラックハートは勘弁ね(w
「THE宇宙大戦争」に比べておとなしい
あっちにはEDBCの熱血リポーターとおきゃんなAIがいるからなぁ(w
それに対応させたのが戦場無線なんでしょうけれど、バリエーションに乏しかったり、戦艦がいないのに沈没していたり、ガンダムパロディが鼻に付いたりして、あまり魅力には感じないところはありますね。
しかし、味方の獲物を横取りしたり、大きな戦果を挙げると、ブーイングや賞賛されたりして、結構気分の高揚になったりします。長く遊んでいるうちに慣れてきたのかもしれませんが。
確認していませんが、敵戦艦に特攻すると、専用ボイスがあるらしいですよ。
あと「THE宇宙大戦争」にはミニゲーム的なステージがありましたから、ステージのバリエーションが多く感じるところもあります。でも、「THE零戦」で輪っかくぐりやビル飛ばしは出来ないしなぁ(w
ある意味、米軍サイドの硫黄島爆撃はボーナスゲームな感じがするけれど。
演出に乏しい
音楽は最高にいいですけれどね。自転車を漕ぎながら口ずさみたい物ばかり(w
最初、私も画面演出がさびしいなと思ったのですが、敵機の火線の見せ方や、リプレイでの雪の舞い方とか、抑え目でも魅せる演出が多いのではないでしょうか。派手ならいいというものではないと、私は考えを改めました。
零戦はちゃんと20mm機関砲のほかに、機首についている7.7mm機関砲がシンクロして発砲していたりしてます。九九式艦爆は7.7mm一本というのも正しい。
ただ、やはりエンジン音や風きり音はほしかった。フラップも少しでいいから動いてほしかったです。あと急旋回とかをしたときにベイパーを引いたりしてくれても良かったなぁ。
そういうかっこよさを演出してくれるところが、ちょっと足りない感じがします。
ところで、説明書のタイトル画面と、実際のタイトル画面が違うのは、なぜ?この夕映えに翳る零戦はかっこいい。
もっと撃ちまくりたい
ここぞというときに弾切れになってしまう機関銃ですが、むしろそこが考えどころになっていると思います。ホーミングハント中に弾切れすると、本当に臍をかみますね。
しかし、リロードはせいぜい2秒程度ですから、残弾表示に注意していれば「THE地球防衛軍」のように困ったことにはなりません。
疾風やコルセアなら、ミサイルも6発積めますしね。
ただ、小型ロケットが便利すぎて、他の装備をあまり使わない。
特に爆弾は、大型爆弾があれば十分という感じがします。もっと兵装の特色があっても良かったのではないでしょうか。
でも、魚雷が使えるフライトSTGって少ないですから、これはぜひ体験してほしいですね。水面を白い軌跡が走っていく様は、なかなかに画になります。
システム的に練りこまれていない
これにはかなり同意します。
発売前に売りのひとつとしてあげられていた故郷からの手紙システムが、単なるステージクリアでもだったというのは、がっかりしましたね。
ゲームランクに応じて、いろいろな手紙をコレクションするようにしてくれると、それだけでやり応えは増えたんですけれど。
ホットスワップも、自分以外の僚機は機種も装備も固定だし、近くにいる機体にしかザッピングしないし、ザッピング先の機体が墜落中だったり(w ザッピングした場所が空域のどこなのかを把握しづらいのも難点です。
必殺技のうち、いまだに使い道のわからないのがマルチロックボム。爆撃機で使用しても、ちゃんと効果が適用されていないような気が。
カミカゼアタックもとっさに起動できる状況が少なく、使い道がありませんね。
結局、パワーブーストとホーミングハントしか使わないんですよ。まあ、今後やりこんでいけば、より良い使い道がわかって行くかもしれませんが。
個人的に一番気に入らなかったのは上面レーダー。表示が小さすぎて、敵も味方も玉にしか見えません。広域レーダーと周囲レーダーを切り替えられるようにしてくれれば、もっと使い道があったのですが。
まあ、大戦機にレーダーがあるだけでもありがたいのかもしれませんが(w
それと、これは「THE宇宙大戦争」でもそうだったのですが、機銃の射点であるピパーがないため、ドッグファイトで敵機を狙いづらい。せっかく照準レティクルが出るんですから、ピパーもほしかった。
零戦は史上初のHUD搭載機なんですから、付いててもいいと思うんですけれど。いや、実機ではレティクルは出ないけど(w
とまあ、何につけても「ここがこうだったら良かったのに」という点は多いゲームの出来です。それでも、完全に×をつけるほど悪いゲームじゃないと思いますよ。
結局、毎度のお約束になりますが、フルプライスのゲームを比べるのはナンセンスですから、SIMPLEシリーズとして遊べる度合いなら、これで十分だと思います。
私はこのゲームをやっているとき、SFCの「スーパーエアダイバー」や「F-15スーパーストライクイーグル」を始めて遊んだときのことを思い出しました。アレは名作だったなぁ。
やっぱりSIMPLEシリーズの「シンプル」って、古きよきテレビゲームの「シンプルさ」のことなんだな、と改めて感じたのでした(褒めすぎ
これも天候が悪いためでしょうかね。幸いひどい片頭痛は出ていませんが。
さて「THE零戦」、とりあえず日本軍サイドのハードも見通しが立ちました。
どうも難易度が上がると、単純に敵機の耐久度が上がるだけではなく、回避率も上がっているようですね。それとも自機の機関銃の当たり判定が小さくなっているのでしょうか。
昨日のエントリのプチ攻略ですが、ちょっとだけ補足。
日本軍5面ですが、かなり運の要素も大きいですね。終盤に残った敵機が、戦闘空域の広いところに散らばってしまう場合と、そう遠くない場所に固まってくれている場合があります。B24を倒した後は、味方機の位置にも注意して、ホットスワップできない場所にいる敵機に向かいましょう。
今回は「THE零戦」のまとめとして、よく言われるこのゲームの否定的意見についていつも通り考察してみましょう。気に入ったゲームなので、ちょっと信者っぽい反論で(w
ボリュームが少ない
私も再三これについては書いていますが、ハードまで遊んだ感想では「まあ、この程度で十分かな」という内容です。プレイ時間にしてみれば、ここまで20時間は遊んでいますから。
この上「簡単すぎる」という意見には、一応反発しておきます。ハードまで簡単にクリアできるという人は、よほどフライトSTGに慣れた人だと思いますから。
普通の人ならイージーで爽快に遊べても、ノーマルからはテクニックの上達が必要ですし、敵機を倒す戦略なども考えなければいけません。
日米両サイドを別ゲームとすれば、全20ステージありますし、SIMPLEシリーズにおけるボリュームとしては、及第点だと思います。
個人的にはエンドレスで遊べるサバイバルモードがあると良かったとは思いますが。
どの面も単調でやることが同じ
でも、フライトSTGって、大体こんな感じじゃないでしょうかね。全滅させるか、目標物を倒すか。
ドラマチックなストーリーもありませんし、一応史実モノっぽい雰囲気を感じさせていますから、とんでもない巨大なボスを出したりも難しいでしょう。
まあ、サターンの「ウィングアームズ」のように、むちゃくちゃ手強い爆撃機や戦艦を登場させるという手もあったでしょうけどね。
しかし、「THE零戦」はドッグファイトが魅力のゲームですから、わらわらとたくさんいる敵機をばったばったと撃ち落していく、零戦無双な感じがあっていると思いますよ。
あ、ならライバル機が一機いたらよかったのかもね。「ガングリフォン」の黒いチューリップみたいに。でも「バトルガレッガ」のブラックハートは勘弁ね(w
「THE宇宙大戦争」に比べておとなしい
あっちにはEDBCの熱血リポーターとおきゃんなAIがいるからなぁ(w
それに対応させたのが戦場無線なんでしょうけれど、バリエーションに乏しかったり、戦艦がいないのに沈没していたり、ガンダムパロディが鼻に付いたりして、あまり魅力には感じないところはありますね。
しかし、味方の獲物を横取りしたり、大きな戦果を挙げると、ブーイングや賞賛されたりして、結構気分の高揚になったりします。長く遊んでいるうちに慣れてきたのかもしれませんが。
確認していませんが、敵戦艦に特攻すると、専用ボイスがあるらしいですよ。
あと「THE宇宙大戦争」にはミニゲーム的なステージがありましたから、ステージのバリエーションが多く感じるところもあります。でも、「THE零戦」で輪っかくぐりやビル飛ばしは出来ないしなぁ(w
ある意味、米軍サイドの硫黄島爆撃はボーナスゲームな感じがするけれど。
演出に乏しい
音楽は最高にいいですけれどね。自転車を漕ぎながら口ずさみたい物ばかり(w
最初、私も画面演出がさびしいなと思ったのですが、敵機の火線の見せ方や、リプレイでの雪の舞い方とか、抑え目でも魅せる演出が多いのではないでしょうか。派手ならいいというものではないと、私は考えを改めました。
零戦はちゃんと20mm機関砲のほかに、機首についている7.7mm機関砲がシンクロして発砲していたりしてます。九九式艦爆は7.7mm一本というのも正しい。
ただ、やはりエンジン音や風きり音はほしかった。フラップも少しでいいから動いてほしかったです。あと急旋回とかをしたときにベイパーを引いたりしてくれても良かったなぁ。
そういうかっこよさを演出してくれるところが、ちょっと足りない感じがします。
ところで、説明書のタイトル画面と、実際のタイトル画面が違うのは、なぜ?この夕映えに翳る零戦はかっこいい。
もっと撃ちまくりたい
ここぞというときに弾切れになってしまう機関銃ですが、むしろそこが考えどころになっていると思います。ホーミングハント中に弾切れすると、本当に臍をかみますね。
しかし、リロードはせいぜい2秒程度ですから、残弾表示に注意していれば「THE地球防衛軍」のように困ったことにはなりません。
疾風やコルセアなら、ミサイルも6発積めますしね。
ただ、小型ロケットが便利すぎて、他の装備をあまり使わない。
特に爆弾は、大型爆弾があれば十分という感じがします。もっと兵装の特色があっても良かったのではないでしょうか。
でも、魚雷が使えるフライトSTGって少ないですから、これはぜひ体験してほしいですね。水面を白い軌跡が走っていく様は、なかなかに画になります。
システム的に練りこまれていない
これにはかなり同意します。
発売前に売りのひとつとしてあげられていた故郷からの手紙システムが、単なるステージクリアでもだったというのは、がっかりしましたね。
ゲームランクに応じて、いろいろな手紙をコレクションするようにしてくれると、それだけでやり応えは増えたんですけれど。
ホットスワップも、自分以外の僚機は機種も装備も固定だし、近くにいる機体にしかザッピングしないし、ザッピング先の機体が墜落中だったり(w ザッピングした場所が空域のどこなのかを把握しづらいのも難点です。
必殺技のうち、いまだに使い道のわからないのがマルチロックボム。爆撃機で使用しても、ちゃんと効果が適用されていないような気が。
カミカゼアタックもとっさに起動できる状況が少なく、使い道がありませんね。
結局、パワーブーストとホーミングハントしか使わないんですよ。まあ、今後やりこんでいけば、より良い使い道がわかって行くかもしれませんが。
個人的に一番気に入らなかったのは上面レーダー。表示が小さすぎて、敵も味方も玉にしか見えません。広域レーダーと周囲レーダーを切り替えられるようにしてくれれば、もっと使い道があったのですが。
まあ、大戦機にレーダーがあるだけでもありがたいのかもしれませんが(w
それと、これは「THE宇宙大戦争」でもそうだったのですが、機銃の射点であるピパーがないため、ドッグファイトで敵機を狙いづらい。せっかく照準レティクルが出るんですから、ピパーもほしかった。
零戦は史上初のHUD搭載機なんですから、付いててもいいと思うんですけれど。いや、実機ではレティクルは出ないけど(w
とまあ、何につけても「ここがこうだったら良かったのに」という点は多いゲームの出来です。それでも、完全に×をつけるほど悪いゲームじゃないと思いますよ。
結局、毎度のお約束になりますが、フルプライスのゲームを比べるのはナンセンスですから、SIMPLEシリーズとして遊べる度合いなら、これで十分だと思います。
私はこのゲームをやっているとき、SFCの「スーパーエアダイバー」や「F-15スーパーストライクイーグル」を始めて遊んだときのことを思い出しました。アレは名作だったなぁ。
やっぱりSIMPLEシリーズの「シンプル」って、古きよきテレビゲームの「シンプルさ」のことなんだな、と改めて感じたのでした(褒めすぎ