練り消しがどこかにいってしまったren.です。
原稿を描いている時に使っているんですが、おかしいな。まさか、うちのバカ犬が食っちゃったんじゃないだろうなぁ(w
■ 「ダブルクロス・リプレイ・アライブ 2 追憶の宴」
矢野俊策/F.E.A.R. /富士見ドラゴンブック
表紙は"レネゲイド委員長"ミナリ。
この先、ネタバレ上等
内容には触れないつもりですが、お気をつけください。
いやはや、泣きました。最後でポロリと涙がこぼれましたよ。TRPGリプレイで泣いたのって、久々だなぁ。
やはり、主人公(今回はPC1というわけではないけれど)が女の子っていうのは、感情移入に関してはヤローより何枚も上手ですね(w DXの歴代ヤロー主人公って、運命を受け入れちゃうというか、ドライなところがあって、ね。
それとやはり、デザイナー自らがGMをやっているわけですから当たり前ですが、ゲームシステムやルールを絡めた説得力がすばらしい。
ルールブック上では専門用語一語で表現されてしまう"タイタス"とか"ジャームとジャーム化の違い"が、すんなりと実感できますからね。
こういう文系的ルール製作の姿勢は、見習っていかなきゃなあ。
それに、基本的にTRPGのシナリオテーリングの巧みだし、それに参加するPLも空気の読めるプレイ、← これ、大事ですよねぇ~。
まさに今回登場の新PC"空気の読めすぎる男"千城寺薫をプレイするかわたなさんの、他のPCとの距離感のとり方は絶品ですね。
自分が他の参加者を楽しませようとする姿勢って大切。でも、そのバランス感覚って言うのは難しくって、ともすればただの独りよがりになってしまったり、暴走になってしまったり。
かわたなさんは、それをやりながらも、今までやらなかったタイプを開拓し、しっかりと負けプレイまでしてくれる(w
それにしても柳也と薫の関係は、見事に腐女子向けだよなぁ(w
今回、表紙や口絵、挿絵全般に出番の多いミナリですが、この巻ではPC1になってないのね(w まだ続巻がありそうですから(3巻以上行く?)、今後主役を張るときを楽しみにしてます。まだ、暗殺組織がらみの話が出てませんしね。
以上、実はミナリ派のren.でした(w