ナイトウィザード 愛はさだめ さだめは死

2008年09月16日 20時55分29秒 | └TRPGリプレイ

完璧に風邪を引いたren.です。
昨夜、うっかり窓を開けたまま転寝してしまい、激寒さで目が覚めました。
それ以降、喉と頭が痛い、痛いorz


眠気はないのでごろごろしながら、買ったのをすっかり忘れていたこれを読んでました。

 ● 「ナイトウィザード2nd.リプレイ 愛はさだめ さだめは死」
              田中天/F.E.A.R. /ファミ通文庫
  https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0c/3bbee1e592413b9b81bfc1ea8e7bbf0f.jpg
ナイトウィザード2nd.のリプレイ。
発売は3月末。
5ヶ月も寝かせてしまった(w
なので、いまさらのレビューですので、そこんとこよろしく。

GMが天さんといえば、大惨事リプレイ。
いやま、プレイヤーでも、比較的大惨事ですが(w
今回も独特のノリと、色々と驚異的なダイス目は健在。
しかし、F.E.A.R.のジュブナイル小説的な雰囲気にはぴったり。

プレイヤーは、魔王の身体を持つ少年・夜見トオルに、田中信二さん。
精神寄生体・ゲシュペンストに乗っ取られた少女・子ノ日葵に、菊地たけしさん。
風水少女・鳳凰寺麒麟に、細野君郎さん。
脳みそスライムな防御系ヒーロー・橘輪之助に、矢野俊策さん。

表題でもある前編「愛はさだめ さだめは死」は、1人の少女を巡る人と魔王の鞘当。
人ならざるものが報われぬ恋をするというのは、「フランケンシュタインの怪物」を引き合いに出すこともないほど、いかにも天さんが好きそうなモチーフ。
なかなかに切ない一本。

そして後編の「禁断の封印」。
えーと……飲み食いしながら読むこと禁止(w
今回予告を読むところからクライマックスまで、必ず1ページに1度に吹きます。

というか、今回は天さんだけじゃなく、きくたけさんもやりたい放題だよなぁ。
F.E.A.R.作品はGMとしてもプレイヤーとしても、デザイナー自らが無茶苦茶する傾向がありますよね。
我々遊ぶ側がどうとでも遊べることを、公認として見せるためなんでしょうけれど。
遊びの幅を広げたり、TRPGに興味を持たせる効果はあるでしょうが、逆に初心者への敷居を上げてしまったり、遊び方を勘違いさせてしまっているところもありますね。
読んでいるだけなら、面白いんですけれど。

コメント (10)
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