林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

予算オーバーの出撃停止と敵の罠

2017-01-26 | 日記

敵のロボットが街を破壊している映像がモニターに映し出されている。
俺はパイロットスーツに身を包んで自分の搭乗機に乗り込んだ。
この戦闘機はパーツと合体してロボットに変形する。
しかしなかなか出撃のサインが出ず、カタパルトの固定されたままだ。
モニターで本部に問い合わせると予算オーバーで燃料が補給されていないという。
本部長は国会で特別予算が承認されなければ燃料は買えないと困り顔だ。
来年度になれば燃料が買えるので、それまでは待機していろと指示された。
仕方がなく、コクピットを出て私服に着替え、気晴らしに外に出た。
地球防衛軍の秘密基地は遊園地の中に造られており、
外には観覧車やジェットコースターに子供たちがはしゃいでいる。
歩きながら俺はずっと視線を感じていた。
敵に狙われている・・・。
そう感じた俺は本部に連絡を取るため公衆便所に入り、個室に飛び込んだ。
しかしドアを閉める前に個室の中に少女が飛び込んできた。
俺は驚いたが、さらに驚愕する自体となった。
個室に飛び込んできた少女が突然蒸発したのだ。
少女の着ていた服を残して肉体のみが消えてしまったのである。
それと同時に外ではサイレンが鳴り、少女が誘拐されたと拡声器で叫んでいる。
しまった!
これは罠だ。
敵はイリュージョニストを使って俺を犯罪者に仕立てようとしたのだ。
どうしようかと困っていると、トイレの個室のドアを叩く音が突然鳴り響いた。
「おい、早く出てこいよ!漏れそうだよ・・・」
仕方なくドアを開けるとちっちゃなおじさんがそこに立っていた。
俺は「中に死体がある。」と告げ、ちっちゃなおじさんが戸惑っているのを見て、
「嘘ぴょ~ん」と云ってちっちゃなおじさんの頭を撫で、そのまま一気に走り出した。

※これは林檎乃麗が見た夢を文章化したものであり、
実際の戦闘機とその変形、地球防衛軍、国家予算、
イリュージョニスト、ちっちゃいおっさんとは一切関係ありません。

コメント
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