長い間小さな人たちに好かれていたノッポさん71歳が、いま大人たちにも人気である。
グラスホッパー物語という歌が大ヒットしたのだ。
作詞はノッポさん。老バッタの扮装、で歌とタップダンスまで披露する。
のっぽさんは小さい頃、母親に音痴といわれて以来、歌を避けてきた。
でもプロジューサーに突然作詞と歌を持ちかけられて、すぐさまOK。
以下はのっぽさんのお言葉です。
年のせいで恥かくのも慣れっこになった。
以前は世間に対する思惑もあるし、恥をさらしたくなかった。
24歳から売れない役者。32歳で子供番組ののっぽさん。
番組以外の仕事は全部断り、ずっと貧乏。
40歳から2年間、猛烈に悩んだ。のっぽさん以外に何が残るかと。
2年間悩んだ後、今までは何も無かった、今後は何でもやってみよう。
案外何かあるかも、と思った。
やってみたら、避けていた仕事も出来た。
今まで、怖がって失敗を恐れて損したな、と思った。
50歳まで泳げなかった。
体形を保つために始めて、2年足らずでマスターズ世界大会で14位に。
才能って何があるか分からない。いくつになっても何でもやってみればいい。
料理、楽器、語学............。
交通安全おじさんで、町中の人気者になったら楽しいよ。
但し、一生懸命やること。
趣味は悠々というけれど、悠々とやるには少し上手くなってからでいい。
小さい人との接し方は、丁寧に礼儀を尽くす。見下すような相手ではない。
大人にはなあなあでいいことも、小さい他人には通らない。
意味は分からなくても、大人がきちんと話してくれていることは分かるものです。
知らない人には付いてゆくなと教えるが、知らない人にも挨拶しよう。
でも、付いて行くなと教えたい。
◎のっぽさんの言う「小さい人」とは、いわゆる「子供」のことです。
のっぽさんのHPはこちらから。♪はこちらから。
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