今日も多峰主山に登り、山道を歩いた。
木の葉が少し色づいてきた。この秋は緑のままの落葉が多い。
「小さい秋みつけた」
サトウハチロー詞・中田喜直曲。
誰かさんが 誰かさんが 誰かさんがみつけた
小さい秋 小さい秋 小さい秋みつけた
めかくしおにさん手のなるほうへ すましたお耳にかすかにしみた
よんでる口笛 もずの声
小さい秋 小さい秋 小さい秋みつけた
昨日から3日間にわたり、東松山市を中心にスリーデーマーチが開催されている。
29回目になる国内最大規模のウォーキングの祭典だ。
主催は朝日・日刊スポーツ新聞や、県・東松山市、日本ウォーキング協会だ。
その効果かあってか、8万人も参加する。
秋の比企丘陵を巡り歩くのは、さぞ気持がいいことだろう。
だが、8万人もの大人数がぞろぞろ一緒に歩くのは、どうも好きになれない。
乳母車を押したり、鎧姿で歩いたり、ご苦労なことだ。
東松山市郊外
天覧山・多峰主山を中心に同様の大会が毎年開催されている。
近いから見にに行ってみたら、狭い山道に行列が延々と続き、渋滞が起きていた。
コースを外れると、係員に厳しく禁止されていた。
すっかり管理され、一体何が楽しいのか。
現役の人や、子育て中の家族がこの大会に参加するのは理解できる。
だが、毎日が日曜日の退役高齢者は、別の日でいいじゃないか。
道順は自分で決めればいい。
地元住民との触れ合いは、何時だって出来る。
協会や新聞は宣伝・拡販のために大会を開催する。
行政が何故一緒に主催するのか。役人は休日出勤手当が出ているのか。
行政は8万人を短期集中的に集めるより、秋から冬へ分散するように工夫する方がいい。
近くにだって秋はある。
大きな秋を、自分で見つけようよ。
近くの飯能市美杉台団地中央通り
写真は全て美杉台団地分譲広告から。(実際の風景はもっと見事です)。
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