rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

何でも描いてみる たとえば「推しの子」のアイ

2023-05-18 22:59:42 | 創作活動

推しの子 アイ


ゆっくり 魔理沙

こだわらずに、描けるならば何でも描こうという今日この頃。
ちょっと描いてプレゼントすると、大いに喜ばれている・・・はず。
なんかもうね~こうあるべきとか、こうあらねばならぬとか、肩肘張らなくなると、気持ちが軽くなるんだよね。
自分のできることをするし、それでも前向きに努力することはゆっくりでもいいから続けていくというのが、大事なんだと思うのさ。

母の日に

2023-05-15 22:39:12 | 随想たち


一日遅れの母の日で、実母にはこの画像を贈った。
いい年をした大人が、どうして折り紙のカーネーションを贈るのだろう?
しかも、画像とか!!!

仕事で関わっている子供が、母の日に折り紙で作ったカーネーションを贈りたいと、一緒に動画を見て四苦八苦しながら一緒に作った。
世間的に母の日には、赤いカーネーションの花か、もしくは何かしらものを買って贈るのが通例だ。
しかし、これは商業的作戦の一つであって、感謝の気持ちを贈るのはお金を出して購うばかりではない。
感謝の言葉を贈る、一緒に話をしたり時を一緒に過ごす、自分で作ったものを贈る、マッサージをする、などいろいろなやり方がある。
もちろん、母親を思い浮かべながら品物を選ぶ行為も尊いものだ。
けれども、その人にとってできることで、贈られる人が一番喜びそうなもので感謝を伝えるのが最良といえよう。
私は、一所懸命折り紙でカーネーションを作る子供の姿が、とても真摯で素晴らしい行為だと思えた。

そこで、その純粋な行為に倣って、今日はカーネーションを折ったのだ。
人を思う気持ちの尊さを、失くしてはならないと祈るような気持ちでもあった。


水田風景・鳴く梟

2023-05-11 23:20:09 | 日記
今は田植えの時期。
水が張られた田、苗を植えつけたばかりの田、田植えからかれこれ二週間が過ぎた田と、バリエーションに富んだ田園風景が広がる。
天気のよい今日などは、田が水鏡となって、青空とそこに浮かぶ白い雲と照葉樹の薄黄色い葉等が写り込んでいる。
もはや日本人のDNAに刻み込まれた原風景といえるのではないだろうか。
とはいえ、それが当たり前の景色の中で暮らしてきた人々にとっては、それをあえて意識しないようで、我が家人もほかの土地を知らないでいた若かりしころ、自分の生まれた土地が特に心を引く美しさを持っていると気がつかなかったという。

先ほど、ゆったりと入浴をしていたときのこと、かすかに「ホーホッホー」と音が聞こえるのに気がついた。
耳を澄ましてその音が梟の鳴き声であるか、注意した。
5分以上、その鳴き声は続く。
近くで梟が鳴いているのだ。
少しくぐもった柔らかいその音は、夜の空気に溶けていくように思えた。

辺りを見回し、耳を澄ませば、得ることのできる美しさがある。
人により価値観や美意識は様々だが、心のレンジを広げて、自らが見出す世界を持てたなら、毎日が楽しくなりそうだ。

激しくてかなわない天気に困惑

2023-05-07 23:19:57 | つぶやき&ぼやき

ハルジオン


都忘れ

ここ二日間、強風が吹き荒れ続けた。
昨日は、乾燥して暖かい西南の風と照りつける陽射しで気温は夏日となり、まだ作付けをしていない畑の表土を猛烈に巻き上げて、夕方まで吹いていた。
特に風の通り道で、しかもなんの遮るものもないところに植えつけた洋ナシやブルーベリーの木が、哀れなほど風に押されていた。
日が暮れてようやく気温が下がってきても、風が収まる気配はない。
朝になり、北東からの冷たい風は雨を伴い、北側の窓に叩きつけていた。
気温はぐんぐんと下がり、前の日の夏から一気に10度以上寒くなり、ぐずぐずと仕舞い遅れていたコタツが復権した。
どうにもこの天気は激しすぎる。
ここに載せた写真は、嵐の前の5月5日に撮ったもの。
人が勝手に雑草とラベリングしたハルジオンは、薄ピンクの可憐な花をたくましく咲かせている。
都忘れは、年々その勢力を拡大して、存在感をアピールする。
家人が木の自然な曲がりや枝の分岐をうまく利用して作ったブラックベリー用の添え木の活躍が、大いに期待される。
ジャーマンアイリスもゴージャスな姿とその芳香で、今年も我が家を愉しませてくれようとしている。
しかし、その後の嵐で、それらはすっかり変わり果てた姿になっているかもしれない。
どうやら予報では、明日も天気は落ち着かないようだ。
石川県では大きな地震に見舞われて、そのあとの荒天がさらに人々の困難を増している。
自然の猛威の前では、人はなんと無力で儚いものか。
だからこそ助け合い、あれこれと困難に備えるのだ。
そのためには、利己的功利的な考えから離れて、公共性公益性を優先させて社会を運営してもらいたい。
昨今を見るに、市民<国という流れで利己的功利的な思惑が強く働いているように感じられる。
いったいどこへ向かっているのだろう。
人として命を授かって生きているけれど、生まれてよかったと、生きていて幸せだと思える人の世界を、地球という生命連合のなかで慎ましやかに築いていく努力を怠っているように思えるのである。


ブラックベリーとナチュラル志向の添え木


ジャーマンアイリス


かわいくてツボる、マグリットの絵

2023-05-01 23:07:07 | アート

Raminagrobis 1946

毎年、アートカレンダーをキッチンに飾っている。
今年は、マグリット。
今月の絵は、猫が線路の上にどっしりとのっている図柄だ。
いつものマグリットらしからぬ画面処理で、ちょっと点描、ナイーフっぽい感じに描いている。
これがね、和むんだわ~、ほのぼのとしていい。
マグリットの作品の中でも異質だろうけれど、平和を感じさせているのは、世界的な戦争がひとまず終結した時代性なのだろうか。