rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

ブラックベリージャム、作りました

2017-07-30 22:33:02 | ベリー類の栽培
ようやく、ブラックベリーのジャムを作りました。
昨年は、あまりの忙しさと余力の無さに、ブラックベリーはただ咲いて実が生って増殖するだけでした。
今年こそは!!と思い描いていたブラックベリーのジャム大量生産でしたが、経年劣化による体力気力の減少と精神に負担のかかる労働によって、このまま昨年を踏襲するところでした。
けれども、家人の手助けと何よりここ数日の過ごしやすい気候に背中を押され、今日やっと収穫をしてジャムまでこぎつけました。
ブラックベリー自体の生命力がそのまま結実したかのような真っ黒くつややかな実は、本当に強そうです。
そのまま食べられたならとてもいいのですけれど、いかんせん一粒一粒に内包された種も強くって、生食ではとても量を消費できません。
ジャムにしたなら、種を漉さないとそれも具合良くないのです。
ですから、加工にひと手間かかります。
これも、ブラックベリーが、ほかのベリー類よりも敬遠される大きな理由なのでしょう。
しかし、アントシアニン、抗酸化作用、食物繊維、クエン酸が豊富と、栄養価は高いとあります。
利用しない手はありませんよね?
たぶん2kgほどのブラックベリーを使って、250mlの容器に5つほどのジャムができました。
後日、あと一回はジャムを作ろうと考えています。
このブラックベリーのジャムの味は、ラズベリーの香り良さと爽やかさ、ブルーベリーの軽やかさでもない、濃厚な風味が特徴でしょうか?
では、ブラックベリーのアンチエイジング効果を期待して!

カエル天国

2017-07-29 23:04:42 | 生き物たち


しばしば載せる写真によく登場するカエルちゃん、そう我が家はカエル天国。
今夜もキッチンの北窓には、3匹のカエルが、明かりに寄ってくる虫を狙って張り付いていた。
ブルーベリーの木も、1匹1本と決まったかのようにカエルが場所を占めている。
バラにもラズベリーにも、ブラックベリーにも、必ずカエルは居を構える。
その大きさもさまざまで、よほど居心地がいいところなのだろうか。

そういえば、今年はトカゲがあまりいない。
ダミが狩をしているせいばかりとは思えないから、何かほかの理由があるのかどうか。
話はまた逸れるけれども、ダミの最近の流行は、狩をすること。
連日、羽を広げると20センチはあろう大物の蛾を捕ってきては、われわれの前で太った胴体をむしゃむしゃ食べる、トンボも食べる、とにかく好奇心旺盛なダミだ。

けれども、カエルちゃんが食べられるところを目撃したことが無い。
もしかすると、カエルちゃんをいじめてはいけないことを察知しているのかもしれない。

今のところ、我が家はカエルの楽園、いいところなのである。


今日の庭 おもにブラックベリー

2017-07-23 22:18:24 | ベリー類の栽培

ブラックベリーのゴンドラに乗るカエル

久々に見るブラックベリーは、たわわに実をつけて重そうにしな垂れていた。
かなりの豊作なのに、ごつい種があるためなかなか収穫する気力がわかない。
けれども、せっかく実ったのだから、せめて一回くらいはジャムにして食べなくては、ブラックベリーがかわいそうだ。

家人がせっせと世話を焼いている銀色メダカは、卵から稚魚に成魚とたぶん1000匹なんてものじゃないほどいる。
暇さえあればメダカを観察して、「メダカ親父」と私に揶揄されるほどに。
知人が分けてくれたのがきっかけだったけれど、こんなにのめり込むことになるとは本人すら思わなかったようだ。

こうして穏やかに過ぎていく日曜日、本当の幸せってものは、もしかすると案外地味なものなのだと思う。






スミナガシ


銀色メダカ


ブルーベリーとラズベリー

巧さマックス・クリンガー

2017-07-18 22:44:52 | アート


19世紀ドイツの画家マックス・クリンガーは、小憎らしいほどに巧い。
版画に油彩、彫刻と、器用に何でもこなしていく。
シュルレアリスムの先駆者といわれている幻想的な作風だが、特に版画はフランシスコ・ゴヤの”ロス・カプリチョス”の影響が色濃く現れているようだ。
彼は、より時代に即したアレンジを施し、軽くグラフィカルに絵作りをする。
それはイラスト的でもあり、いわゆる正統絵画、保守的志向の愛好者にとっては物足りないかもしれないけれど、重々しいばかりが絵画ではないから、これもまた良いのだ。
よく見ば見るほど、絵の世界に入れるでしょう?
このささやかな二次元の中に、しっかりとした世界が出来上がっている。
ふと今日の私に降りてきたマックス・クリンガーの名前から、この回が生まれた。
だから、思いもかけずに嵌ってしまう彼の絵は、私の心に幻想の魔法をかけたのだった。













アヅ過ぎるから、にゃんこで生き返る

2017-07-17 21:30:09 | 


やや前に撮った写真だけれど、こう暑くっちゃやってらんない!
だから、取って置きのダミ写真で、生気を取り戻そう。

今年の梅雨は、らしくない。
梅雨冷は死語となり、しとしと降る雨も幻だ。
日照り続きか、短時間記録的豪雨で地形が変わるほどの激しいものだ。
それに、この激暑が6月末から始まって、「いったいいつまで暑さに耐えなければいけないんですか?・・・」と遠くを見てしまう。
この激烈な気象現象は、日本限定ではなくて、世界中で巻き起こっている。
地球の大きなサイクルでの現象なのか、それともオゾンホールや二酸化炭素に緑地帯の減少と化学物質の蔓延なのか、それらの複合的原因か。

ともかくも、暑さによる苛立ちや無気力を、ダミさんに忘れさせてもらいましょう。
さあさみなさんも、フワ~~とリラックス。