rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

熟考からのインスタントアート ハロウィン編

2022-09-29 14:56:59 | 創作活動


これすべて、簡単に処分可能。
新聞紙、麻紐、セロハンテープ、画用紙、折り紙、指定ゴミ袋、古いポスター、絵の具を使用。
特別な技術などいらない、丸めて、縛って、切って貼り付けるだけでできる。
来月のハロウィン用に制作したもの。
アイディアを考え、それを練り、作り上げることは、最高に気分が高揚して楽しい。
それが見る側へ、素直に伝わることを願っている。
身近な数人の反応では、ほぼ狙い通りだった。

さて、このすべて焼却処分可能なオバケかぼちゃとオバケは、最後に大仕事が待っている。
それは、焼き芋を作る時だ。
サツマイモに濡らした新聞紙を巻きつける、焚き火に火をつけるときの着火材として、大いに役立ってもらう算段だ。
また、日本的にお焚き上げの意味も含んで、厄払いの願いも込めさせてもらう。
これから約一ヶ月、みんなの眼を愉しませてと、実に大役、大忙しのオバケかぼちゃとオバケなのである。

秋晴れのクリムト

2022-09-25 22:46:57 | 日記


毎週末やってくる台風には、相変わらず誰しもがうんざりしている。
ちょっとの風雨でないから、台風の進路にかかる地域にあたると、どうか無事に過ぎ去って欲しいと祈るばかり。

我が家では、幸いにも被害と呼べるものはなかった。
そして今日は清々しいほどの秋晴れ。
北東よりの強めの風が一日中吹いていても、爽やかで心地よい。
今この瞬間を切り取ったなら、平穏な幸せに満たされている。
しかし、現実は不穏に満ちている。
どうもメディアに接していると、気分がよろしくない。
こんなに美しいものに囲まれているのに、その恩恵に浴さなくてはと外に出て、ブルーベリーの新芽を愛でたり、コスモスが風にそよぐ姿を眺める。
肺いっぱいに涼しい空気を吸い込んで、太陽の光を浴びた。

コスモスのピンクや白、マリーゴールドのオレンジ、オクラの花のクリーム色が、草木の緑色にニュアンスをもたらし、クリムトの風景画のような効果を出した。
クリムトが真っ青な空を描くことはないけれど、こうして身近にクリムト的風景を見出せることは楽しい。
二十年以上この景色を見続けていても、一度として飽きたことはないし、また一度として同じものであったことがないのは、自然は絶えず変化しているからだ。
留まらず流れ往く、それが自然の本質なのだろう。
だから、今を倦むより、先を思ってよき人の世に成るように、自分のできることをしていこう。
へこたれ後ろ向きになっても、視線を上げて周りを見渡せば、こうして目を愉しませてくれる自然があるのだから。




イッタラの器

2022-09-18 23:22:04 | モノたち


この場合の主人公は、フルーツヨーグルトではなくてその器となる。
器だけを写していない理由は、この器の贈り主に使っている様子を届けたかったからだ。
私の試験合格祝いにと、弟がこのイッタラのガラスボウルを贈ってくれた。
フィンランドの食器メーカーであるイッタラの食器を、元小さい人と私は密かに憧れていて、当然、このガラスボウルも既に見知っていた。
それを弟に話した覚えはないから、まったくの偶然で我が家へやってきたというわけだ。
シンプルなデザインで大きさも使い勝手よく、毎朝のヨーグルトばかりではなく、サラダなども涼やかに、毎日の食事を美しく演出してくれる心強い味方になるだろう。
元小さい人にそのことを話したら、帰省したときの楽しみの一つと期待していた。
食器が結ぶ家族の思い出が、これから始まる。

追記:折りしもイッタラの展覧会が、東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで9/17~11/10まで開かれているそうな。
元小さい人は、既にこの情報を得ていて、展覧会に行きたいといっていた。
東京国立博物館開館150年記念展と併せて、美に触れてこようと計画を立てているところ。



欲しいと思ったときにはってことはよくある

2022-09-17 23:13:37 | つぶやき&ぼやき
期間限定品というのによく釣られてしまう。
プレミアムモルツの黒ビールもそうだった。
まだ試験勉強真っ只中の食料品の買い物で、期間限定商品だったその黒ビールを試しに1本買ったのは、多分3月ごろ。
ちょっとでもお酒を飲むと疲れがどっと押し寄せて、家事はもちろんのこと、勉強の妨げにしかならないので、それを寝かせに寝かせて、つい最近やっと飲んでみた。
なんと!ちょっとカラメルのような香ばしさとほろ苦さが絶妙な、絶品ビールではないか!
家人と二人でビールの美味しさに酔いしれて、でも500mlだけど、十分に愉しめた。
さて、今日の夕方、買い物に出かけた時に、私はビールが欲しくなった。
よもやそのビールがあったならと、ビールの陳列ケースを探すが、時期的に黒ビールでもないために、一種類しか置いていない。
仕方がないから他のビールを買おうとすると、家人が待ったをかける。
他の店も見てみようというのだ。
どうやら家人は、そのビールをいたく気に入っているらしい。
まあ、家人の気が済むならと店を変えるけれど、やはり置いていない。
それでも黒ビールを諦められないようで、今ある唯一の国産黒ビールを買ってみることにした。
果てさてお気に召すだろうか。
残念、全体に軽い感じで飲みやすいけれど、求めていた香ばしさとほろ苦さが足りない。
期間限定とはいっても今も販売しているのか調べたら、今年はもう販売終了した模様。
美味しい!また飲みたい!と思ったときには、すでに遅かった。
またの販売を心待ちにしよう。
どうか来年も、プレミアムモルツ黒ビールを味わうことができますように!と、お酒の神様にお願いして。


中秋の名月 布団干し

2022-09-10 22:54:39 | 日記
今日は中秋の名月。
時々薄雲は掛かるけれど、満月の明るさは怯まない。
今日一日中吹く北東からの爽やかな風が心地よく、虫の音も趣を添えて、ゆったりとした気分で月を楽しめる。
また、ペルセウス座流星群ε(イプシロン)が今夜、2時から4時に極大期を迎えるという。
数は1時間に3個と少ないけれど、月明かりにかすまないくらい明るいものが流れるらしい。
涼しいし、明日は日曜日だから見たい気持ちはあるけれど、果てさて睡魔に打ち勝てるかどうか、甚だ心もとない。
それは、2ヶ月ぶり以上になるかもしれないくらい久しぶりに、布団を干した。
暑すぎる夏に布団を干すと、布団が熱を蓄えてしまって、とてもじゃないけれど寝られなくなる。
冬ならばとても嬉しいのに。
だから、布団を直射日光に当てることは、自ら等身大オーブンを用意して荒行に挑んでしまうので、涼しくなる日を待っていたのだ。
シーツ類も洗濯してさっぱりとした干した布団の威力は、とてつもないものになる。
布団オーブンとは真逆の、さらさらふんわり優しく体を包み込んでくれる柔らかい繭のような心地よさ。
たぶん、布団に横たわり枕に頭が付く瞬間に、夢の国へと旅立ってしまうことが確定している。
二兎追うもの一兎も得ず、どちらを優先させるかというならば、今回ばかりは干した布団になりそうだ。
もうすでに、布団に手招きされている気がする。
では、おやすみなさい。。。。。。。。