rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

北海道のワイン

2016-11-23 22:52:38 | 食べ物たち
先日、北海道のワインを賞味する機会を得た。
赤ワインを二種類、余市のものと奥尻のものだ。
両方とも実に素直で飲みやすく、日本のワインもずいぶんと進化したのだと感心する。
余市はウィスキーで有名で頷けるが、奥尻は意外だった。
ブドウの種類は、セイベル、暗く澄んだ赤茶色がタンニンを連想させたけれど、思いのほかタンニンは感じなく、さわやかな酸味の軽い口当たりだった。
そのユニークな風味は、あまり出合ったことがない。
ほかにも白ワインやロゼワインがあるそうなので、ぜひとも賞味してみたい奥尻ワインである。
ワインばかりではないけれど、お酒とは、産地ごとの個性が見事に反映された、ある意味究極の味覚の娯楽なのではないだろうか。

公園ーソフィスティケートされた自然

2016-11-20 22:43:51 | 随想たち


大きな木々のある公園が好き。
刈り込まれた芝、丁寧に並べられた石畳。
ゆっくりと散策しながら、公園を巡る。
たまに現れる彫刻や東屋などが点景となって、この場所が飼いならされた自然だと知らせてくる。
でも、だからこそ安心して物思いにふけりながら歩けるのだ。
公園こそ、人の知的な所業と思える。
なぜなら、無用をあえて行う余裕の産物だから。








初冬に華やぐ

2016-11-16 21:34:41 | 植物たち


暦の上では初冬、でもまだ晩秋と言いたい今、景色に彩を添えるのは紅葉ばかりではない。
道端にしな垂れるように咲く小菊たちは、しっとりとした華やぎを景色に添える。
家の庭の、通勤路の、あまり目立たないところに小菊は咲く。
ささやかなその姿は、毎年私に安らぎを与えるのだ。




行楽日和、猫日和。

2016-11-13 16:01:52 | 








晴れて穏やか行楽日和。
でも、どこへも出かけずに布団を干す。
それだけじゃ寂しい気もするから、猫を撮る。
柿の木がお気に入り・・・いや、爪を研ぐのに丁度よいらしく、助六はしばしばここに乗る。
ダミーはまだ遊び盛りなのだろう、庭中の木に登りだ。
グミの木、辛夷、柿の木、なんでもござれ。
小菊が数種咲いていて、助六との取り合わせは絵になっている。
彼らが私の後をついてくるのは、ひたすら餌をねだるためだけれど、もう今日はあげないよ。
お前さんたち、2.5㎏のカリカリを瞬く間に平らげてしまうからね。
いい具合に丸くなっているから、寒さもしのげるでしょう。
さて、まだまだ写真はあるけれど、小出しにして話題を稼ごうよ。

我が名はダミー、助六の上を行くもの

2016-11-12 15:20:01 | 


凄まじい食欲で肥え太ってきたダミー。
助六も負けじと食べるけれど、ダミーに横取りを許している。
それに最近、ダミーは挨拶を覚えたように感じられる。
玄関ドアを開けると、大概すぐ近くに陣取っているダミーは、「に゛ゃぁ」と小さく鳴くからだ。
餌をねだる時の助六を上回る会柔術を使用する。
まあ、頑張ってやっておくれ。
おじいちゃんとおばあちゃんは、すっかりダミーの術中に陥っているけれどな。



菱田春草のように?